11月14日、愛媛県エリエールゴルフクラブ松山にて4日間競技の大王製紙エリエールレディスオープンが開幕。来季のシードに関わる最終戦ということで、多くのプロが意気込み新たに参戦しているなか、初日は会場のある松山市出身の河本結が6アンダーの「65」を記録してトップタイでスタートした。

「勝つことだけをイメージして頑張りたい」

河本結の出身は愛媛県松山市、コースから30分ほどのところに自宅があり、この試合中は自宅から通っている。各地での連戦生活を送っているため、地元に帰ってくるのは3月に高知県で開催された明治安田レディス以来だという。

初日は、桑木志帆、脇元華と8時30分に10番ホールからスタート。順調にパーを重ね、15番から3連続バーディ。17番では約7mのラインをしっかりと読み切った。つづく18番ではセカンドをグリーン脇のバンカーに入れてしまうもしっかり寄せてパーセーブ。3アンダーで折り返した。

後半は3番4番でバーディ、7番でボギーを打ったが8番で9mのパッティングを沈めてバウンスバックを決めると、9番のパー5では50ヤードの距離を58度でしっかり寄せてバーディフィニッシュ。5アンダーで先に上がっていた高橋彩華のスコアをひとつ上回り、単独首位で初日を終えた。

画像: 河本結(大王製紙エリエールレディス練習日、撮影/岡沢裕行)

河本結(大王製紙エリエールレディス練習日、撮影/岡沢裕行)

「最近、ショットもパッティングも細かいズレがあったのを火曜日に修正して。それが生きてくれていいラインのパッティングを決められたのが好スコアに繋がったと思います。先週はあんまりコンディションが良くなかったので、しっかり睡眠時間を確保して、脳を休めるために短時間での練習で調整しました。勝つことだけをイメージして、今日の反省をするところはして、しっかり休んでまた明日を迎えたいです」

会場のエリエールゴルフクラブ松山でキャディをしていたこともあるという河本結。コースを熟知している彼女は昨日、「ショットでバーディチャンスを作って、たくさんバーディを獲っていくゴルフがしたい」と話していたが、その目標通り7バーディ1ボギーという“大量バーディ”で初日を終えた。

その後、山下美夢有が6バーディ、工藤遥加とルーキーイヤーの政田夢乃が7バーディ1ボギーで河本結と並び、初日は4人がトップタイに。政田夢乃は2週連続のトップ発進という好スタートを切った。年間女王に輝いた竹田麗央は自慢の飛距離を活かして11番のパー5、220ヤードの距離を1.5mにつけてイーグル、今シーズンのイーグル数を11とし、5アンダーの5位タイにつけている。

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