2024年はDPワールドツアーに参戦した桂川有人。「年内は体づくりに励む」という桂川に“いま”を聞いた。

こんにちは。桂川有人です。僕は今、日本でトレーニング合宿中。そろそろフィニッシュに近づいています。

画像: トレーニング風景はこんな感じをご想像ください。今までの人生で一番、自分を追い込んでいます。ツラそうに見えませんか?

トレーニング風景はこんな感じをご想像ください。今までの人生で一番、自分を追い込んでいます。ツラそうに見えませんか?

画像: トレーナーの稲葉さん。ムキムキですね(笑)プロ野球選手など、他のアスリートの“体”も見てきた経験を聞かせていただけるのは大きいです

トレーナーの稲葉さん。ムキムキですね(笑)プロ野球選手など、他のアスリートの“体”も見てきた経験を聞かせていただけるのは大きいです

今回の集中合宿では、半分以上をトレーニングに費やし、あとの時間で練習とラウンドをしてきました。トレーナーの稲葉弘泰さんに、「アスリートとしての体力が全然ない」と言われているので、そこの底上げを目指して頑張っているんです。稲葉さんには、「プロゴルファーの方々の体力レベルはわからないけど、いろいろ見てきた他のアスリートの人たちと比べて、僕は半分もないと言われて……」。ふふふ……持久力、筋力、とにかく動く体力すべてのことです。

名門高校の野球部なんかは僕らの何倍もトレーニングをやっているそうです。必要な体力は競技によっても違うとは思いますけど、たとえば格闘技の選手なんかは体で戦う競技なので、半端ないレベル、人間じゃないくらいの体力があると思います。

走ることはもちろん、筋トレ、体幹トレ、もう全部やっています。偏ってやるといいことはないので、すべてを底上げする感覚ではいます。今までの人生で最高にやっているかも(笑)。高校時代にフィリピンに行ったときは、ゴルフの技術ばかりを上げようとやっていました。日大では、すごくいい施設もあったので、トレーニングに取り組むようにはなったんですけど、何もわからずやっていたので土台にならなかった。もっとやっておけばよかったなあと思っています。自分を追い込む必要があったんだと。でも、なかなか自分だけの力ではムリ。追い込んでいくためには厳しい環境をつくらないと。だから今、トレーナーさんがいるんですけれど。

やっぱりツライですよ。でも、目標がモチベーションになるから頑張れる。これがないとできません。まだまだ全然足りませんけど、今さらながら気づかされた部分もあるので、危機感を持ちながら、アスリートとして、人としてもっと強くならないといかんなという感じです。ゴルファーだってすごいと思われたいですよね。皆同じだとは思いますけど、僕はそういったすごさも見せていける選手になりたい。それに、今は何とかなっても、だんだん結果にも出てきてしまうと思うんです。ここから何十年とツアーで戦っていきたいということがあれば、こういった日々のトレーニングが大事なんだと思います。

画像: 今年の4月の僕です。今はどんな体になっているのか……ご想像にお任せします

今年の4月の僕です。今はどんな体になっているのか……ご想像にお任せします

僕はプロレスが大好きなんですけど、もちろんレスラーの体力面にも憧れます。それに人として素晴らしい。人ってそこまで強くなれるんだなあと、尊敬できます。今、なかなか生で観戦には行けていませんけど、公式動画ではいつも見ています。月払いで会員登録していますから。ふふふ。そして今でもプロレスラーの方々に、たくさんやる気をもらうんですよ。この話は次回に続きます。

写真/アラキシン、姉﨑正

「桂川有人の欧州ツアー挑戦記」のバックナンバーを読む

This article is a sponsored article by
''.