USEN&U-NEXT GROUPの株式会社U-NEXTが運営する動画配信サービス「U-NEXT」が、PGAツアーに続き2025年1月10日(金)から欧州男子「DPワールドツアー」の日本独占配信が決定した。今回の配信決定に際し、DPワールドツアーに参戦する中島啓太、PGAツアーに参戦する松山英樹らからコメントが寄せられた。

DPワールドツアーとは?

1972年に英国を本部として発足した男子ゴルフツアー。欧州、アフリカ、アジア、オセアニアなど、26の国・地域で全42試合が行われる。2022年にネーミングライツを取得したアラブ首長国連邦の港湾会社「DPワールド」の名をとって「DPワールドツアー」に名称変更。

シーズンは5つの「グローバルスイング(各大陸を集中的に転戦するシリーズ)」で始まり、その後「バック9」と呼ばれるツアーの最も歴史的なイベントやナショナルオープンが9つ続き、年間ポイント上位選手によるシーズン最終戦「DP Worldツアープレーオフ」で年間王者が決まる。昨シーズンは北アイルランドのロリー・マキロイが6回目の年間王者に輝き、セベ・バレステロスの記録に並んだ。年間ポイント上位(今年までは有資格者を除く上位10名)には、PGAツアーへの出場権が与えられる。

DPワールドツアーの魅力

DPワールドツアーの新シーズンは11月21日~24日にオーストラリアで開催した「BMW オーストラリア PGA選手権」からすでに始まっており、本日までに4試合が終了している。直近の試合は、「アルフレッド ダンヒル選手権(南アフリカ)」 で、JGTOで活躍し12月の日本シリーズJTカップで優勝したショーン・ノリスが優勝している。

欧州を中心に、アジアやアフリカ、オーストラリアと世界中を転戦するツアーで、各国のナショナルオープンが日程に名を連ね、ローリー・マキロイをはじめとしたトップクラスの選手たちが参戦中。日本からも、JGTOの賞金ランキング上位3位までが出場権を得ており、昨季はコマーシャルバンク・カタールマスターズで欧州ツアー初勝利を挙げた星野陸也がツアーポイントランク16位に入り、今季PGAツアーの出場権を獲得した。

今季も、ともに欧州ツアー2年目の中島啓太、桂川有人らが参戦中。日本のトップクラスが、PGAツアーへの足掛かりとして参戦する「登竜門」的ツアーになっている。

今回の配信決定に際して、DPワールドツアーに参戦する中島啓太、25年シーズンからPGAツアーに参戦する星野陸也、そして松山英樹からコメントが寄せられた。

中島啓太

画像: 全英オープン2024での中島啓太(撮影/姉崎正)

全英オープン2024での中島啓太(撮影/姉崎正)

「U-NEXTにDPワールドツアーを配信いただけるということで、本当にうれしいです。2024年シーズンは星野陸也さんがとても活躍されましたし、僕も自分なりに頑張っていたつもりなので、それを日本の方に見てもらえないことを残念に思っていました。新シーズンは日本の皆さんにプレーを見ていただけるように、いつも上位でプレーを続けて、優勝もしたいと思っています」

松山英樹

画像: ツアー選手権2024での松山英樹(撮影/BlueSkyPhotos)

ツアー選手権2024での松山英樹(撮影/BlueSkyPhotos)

現在米ツアー(FedExCupポイントランキング)で9位の松山は、「PGAツアー、そしてDPワールドツアーの配信をしていただけることを、とてもうれしく思っております。世界のトップを目指して戦う僕たち日本の男子プロを、U-NEXTでぜひ応援してください! 」とコメントし、ゴルフ界の盛り上げに期待する。

星野陸也

画像: 全英オープン2024での星野陸也(撮影/姉崎正)

全英オープン2024での星野陸也(撮影/姉崎正)

「今年もPGAツアーを配信いただけることを感謝しています。僕は今年からPGAツアーに参戦し、いずれはマスターズでも優勝したいと思っていますが、それには段階を踏んで強くなっていくことがすごく大事だと思っています。何かを成し遂げた時に、成し遂げられた理由を1から100まで説明できるくらいじゃないと、再現性が出ない。本当に強いと言われる選手になるために、これからPGAツアーの試合で100を積み上げていけるように努力していくので、日本の皆さんにもそれを見届けていただけたらとてもうれしいです」と話した。

U‐NEXTは「DPワールドツアー」や松山の主戦場でもある「PGAツアー」、そしてタイガー・ウッズとローリー・マキロイ、松山英樹らが参加することで話題となっている「TGL」の配信も決まっている。

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