株式会社グラファイトデザインは、「TOUR AD DI」のブラックカラーモデルを1月23日販売すると発表した。「DI」と言えば松山英樹が使用しているシャフトとして有名で、トッププロをはじめアマチュアまで絶大な人気を誇るシャフトだ。今回はロングセラーモデルとなっている「DI」の魅力も振り返る。
画像: 2023年ソニーオープン・イン・ハワイでのアダム・スコット(撮影/BlueSkyPhotos)

2023年ソニーオープン・イン・ハワイでのアダム・スコット(撮影/BlueSkyPhotos)

「2009年から使用者が途絶えない定番シャフト」

2009 年に販売を開始した「TOUR AD DI」は、発売以来数多くのトーナメントで勝利を重ね、現在でも世界中のプレーヤーから支持されてる、いわば「永久欠番」ともいえる定番シャフト。先端部に採用したナノテクノロジーにより剛性を高め、インパクト時のヘッドのブレを極限まで低減し、より芯のある深く厚いインパクトに導くモデルとなっている。

画像: 2024年ザ・ツアー選手権でのイムソンジェ(左)と松山英樹(右)

2024年ザ・ツアー選手権でのイムソンジェ(左)と松山英樹(右)

「DI」を使用している主なプレーヤーは、2021年マスターズで日本勢初優勝した松山英樹や現在世界ランク24位のイム・ソンジェ、そして今回日本で発売する、ブラックカラーモデルを使用しているアダム・スコットだ。

「TOUR AD DI」の『DI』は「DEEP IMPACT」(ディープインパクト)に由来し、スペック上は中調子、50g台から80g台まで用意されている。同社で中調子の人気モデル「TOUR AD PT」(2006年発売)が中調子の王道ともいうべきバランスに対し、DIは中間剛性を若干高めた中元調子のようなバランスが特徴だ。

アダム・スコットは以前、みんなのゴルフダイジェストでの取材で、「重いシャフトのほうが好きなんだけど、かといってしなりを感じられないほど硬いシャフトは好きではない。自分はシャフトの重みを使って大きな筋肉を使って自然とバックスウィングするタイプなので、軽いシャフトではダメなんだ。重めでしなりを感じられるシャフトでバックスウィングすれば、何も余計なことを考えずにスウィングできる。飛距離は他社のシャフトを使ってもさほど変わらないが、安定感・正確性は抜群で、しかも自分のスウィング作りには欠かせない要素。インパクトでしなりを使ってしっかり“仕事”してくれる感覚があるね」と評価している。

画像: ブラックは50g台から70g台まで用意されている。

ブラックは50g台から70g台まで用意されている。

発売は来年1月23日を予定

「TOUR AD DI BLACK」は2025年1月23日に発売予定となっており、現在公開されているスペックは50g~70g台の3本だが、現行のオレンジモデルは80g台までのラインナップとなっているためスペックにも注目だ。大変人気のあるモデルだがブラックカラーモデルは人と被りにくく、シンプルなデザインのためオレンジモデルから乗り換える人も多いだろう。

スペックは変わらないが、新たに発売されるブラックカラーモデルを挿し、新年は色と気持ちが更に引き締まるかも? 気になるシャフトの本体価格は4万6200円(税込)。

TOUR ADはどんなシャフト?

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