
鹿沼グループは専用のLINEアカウントからチェックイン。ユーザーから好評を得ている
昨年はPGMがTポイント(現在のVポイント)から独自のポイントシステムに移行しており、ゴルフ場サイドの独自ポイントシステムのサービスはこの先も増えそうだ。
従来、ゴルフ場のポイントシステムといえば、予約サイトのGDOや楽天GORAなどがお馴染みだが、それとは別にスタートするゴルフ場独自のポイントサービス。果たしてどんなメリットがあるのだろうか?
「従来のGDOやGORAから予約されたお客様の場合は、その予約サイトのポイントが付くのみでしたが、自社WEBから予約・来場された場合は、来場ポイントに加え、予約ポイントも付くようになりました」(鹿沼グループマーケティング広報部・荒川磨理部長)
つまり予約と来場の2種類のポイントが付くようになったのだが、ほかにも自社WEBならではのサービスが期待できるという。
「WEB会員にはメルマガ会員にもなってもらい、ポイント2倍キャンペーンなどのご連絡を差し上げるほか、予約が少ないときは直前に、また大きなコンペが急にキャンセルになったときも機動的にご連絡できる。当社は45ホールのコースが2つあるので、平日の稼働率アップにつながると思っています」
となれば当然、WEB会員にも特別な料金プランやポイントサービスプランが届くケースが増えるわけで、これは嬉しい限り。「またLINEと自社WEBを連携させることで、ご来場の際にQRコードでチェックインでき、署名などの手続きが不要になります」
ゴルフ場側にはもちろん、利用者にとってもまだまだメリットは増えそうなポイントサービスが今後増えていくかもしれない。
※週刊ゴルフダイジェスト2024年12月31日号「バック9」より