
22年にLPGAツアー参戦し、ロレックス世界ランク4位の21歳ジーノ・ティティクル
12月中旬に行われた男女イベント、グラントソーントン招待ではトム・キムと組んだティティクルが準優勝。優勝したのは既報のとおりパティ・タバタナキット組(ジェイク・ナップとのペア)だった。
実は今年のLPGAツアーでポイントランクトップ50入りしたタイ勢は7人。世界ランク上位50人にも4人が名を連ねている。
きっかけになったのは15年前ホンダLPGAタイランドが開催されるようになったこと。プロを目指すジュニアが将来のビジョンを描きやすくなったのだ。
そしてモリヤ&アリヤのジュタヌガーン姉妹の登場である。妹のアリヤは11 歳でホンダLPGAに参戦。プロ転向後16年には初優勝から3連勝した初のプレーヤーとなり、全英リコー女子オープンで男女を通じタイ人初のチャンピオンに。全米女子オープン(18年)も制し2度の年間最優秀選手、世界ランク1位にも輝いた。
彼女の背中を追うようにティティクルは18歳で欧州ツアーの新人賞を獲得して米ツアーに転身。
アジアのトッププロというと小技で勝負するイメージが強いがタイ勢の特徴は飛距離。特にティティクルもタバタナキットも平均265ヤード以上を飛ばす。アリヤも飛ぶのでドライバーなしで勝負できた。
その系譜を引き継いだのか最近のタイ勢はパワーが凄い。しかも弱点らしい弱点がない。ライバルにも恵まれお手本があるから、次から次へと有望な若手が現れるという好循環。
「ティティクルはゴルフオタクだね。悩みが男子と同じで面白い」とトム・キム。今後もタイ勢の躍進は続きそうだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2025年1月7日&14日合併号「バック9」より
※2024年12月25日22時40分、一部加筆修正しました。