
タイガー・ウッズは息子のチャーリーとのペアでPNCチャンピオンシップ(親子大会)に出場(21年大会撮影/JJ Yasuhiro Tanabe)
タイガー・ウッズが息子のチャーリーとのペアでPNCチャンピオンシップ(親子大会)に出場したのは年末の風物詩となりつつある。メジャー優勝者とその家族によるペアマッチに出るのは5年連続5回目だ。
その前週に行われたのがPGAツアーとLPGAツアーの人気選手がタッグを組みさまざまな形式で3日間戦うグラントソーントン招待。今季限りで現役を引退するレキシー・トンプソンがリッキー・ファウラーとペアを組んだり、リディア・コーとジェイソン・デイの南半球コンビが上位を賑わすなど大会は大盛り上がり。
そんななか優勝したのはつい最近まで酒場の用心棒をしていたジェイク・ナップとタイのパティ・タバタナキットのペア。2人はUCLA出身で、今年2月同じ週、同じ日に、ナップはメキシコオープンで、タバタナキットはホンダLPGAタイランドで優勝を飾っている。
「一緒にプレーできて楽しかった。最高の形でシーズンを締めくくれました」と2人は声を合わせた。
25年にはかつてオフの人気イベントだったザ・スキンズゲームが復活する。スキンズゲームは4人のトッププロが各ホールに懸けられた賞金を奪い合う18ホールのマッチ戦。
1983年の第1回大会にはパーマー、ニクラス、プレーヤーのビッグ3に加えトム・ワトソンが参加し1日限りの祭典が行われた。以降08年まで続いたイベントは諸事情から中断されていたが、いよいよ25年復活の見込み。
もし24年に行われていたらシェフラー、シャウフェレ、マキロイ、ラドビッグ・アバーグの対戦が見られたかもしれない。皮肉なことにシーズン中に活躍しなければオフのイベントの出場もなし。
必然的にトッププロはオンもオフも忙しい。
※週刊ゴルフダイジェスト2025年1月7日&14日合併号「バック9」より