
ヨネックスのイベントに参加した岩井ツインズ(撮影/青木慶太)
一般ゴルファーとラウンドを楽しんだり、ジュニアゴルファーを囲んで1ホールの姉妹対決を行ったりしながら、ドライバーショットやアプローチショットを披露した岩井姉妹。推しうちわやスマホを手にする子どもたちとの交流は笑顔で溢れた。
イベント後、岩井姉妹にアメリカでやりたいことを聞いた。
「ギターをやりたいです(笑)。(埼玉の)家にはギターがありますが、アメリカではどうやってやろうかなって考えています。拠点ができたら自由に弾けるのでいいですね」
ゴルフ同様、ギターを楽しみにしているという明愛。小祝さくらと千怜と3人で結成した音楽ユニット「小岩井」で、先日も山下達郎の「クリスマス・イブ」をインスタに投稿したばかり。アメリカでも腕を磨きたいらしい。

「(来年は)勝負の年なので全力で戦いたい」という千怜。子どもたちとの"かけっこ"でも全力走を見せた(撮影/青木慶太)
ゴルフについては「勝負の年なので、一試合一試合全力で戦いたいので、全部の試合を『グッ』と行きたいですね。楽しみたいという感じではありません」と千怜。明愛は「コースの景色や気候を楽しめたらいいですね」。
米ツアーを戦ううえで強化していきたい点は?
「まだそんなに海外の試合を戦っているわけではないですが、日本にはない芝生があったので、アプローチには早く慣れたいですね」(千怜)

ターコイズカラーがトレードマークのドライバー『ヨネックスEZONE GT 450』で、ヨネックスイベントに参加したファンに持ち前の飛距離を披露した明愛。来季は「ティーショットが大事」と話した(撮影/青木慶太)
「やっぱりグリーン周りですね。海外のコースは傾斜がきついのでフワッと上げたりするアプローチが必要だと思います。ドライバーも大事ですよね、今年海外の試合に行ってティーショットはすごい大事だなと感じたのでフェアウェイキープできたらいいですね」(明愛)
まだアメリカの拠点は決まっていないという姉妹の緒戦はツアー2戦目の「ファンダーズカップ」(2月6~9日・ブラデントンCC)、フロリダが舞台となる。1カ月余りの短いオフにタイ合宿を行いながら、アメリカで戦う準備をして、「全力」スタートを切るつもりだ。