今年も酷暑が予想され、ゴルフ場はサマータイムを続々導入し、夏季営業を乗り切ろうとしている。
画像: サマータイムを導入する小金井CC

サマータイムを導入する小金井CC

ゴルフ場は今年6月からゴルファーや従業員への熱中症対策が義務づけられただけに、営業時間を早めるサマータイム営業を行うコースが増えている。それらのコースをランダムに取り上げてみよう。

紫CCすみれC(千葉県)は6月中旬にサマータイム実施を公表。7月1日~9月7日までトップスタートを6時55分(通常期7時30分)と通常より5組分繰り上げ、最終スタートを9時22分(同9時43分)とする。また、レストランも6時55分からの営業でラストオーダー、クローズの時間も繰り上げて営業する。

小金井CC(東京都)は7月26日、27日および8月すべての営業日を対象にサマータイムを導入する。トップスタートは7時30分とし、8時前のスタートはスループレーを推奨。フロント、レストラン、練習場の利用を7時からとしている。8月4日~8日までは5連続休場日。暑さ指数「WBGT」が33到達時点でのプレー終了勧告は継続。

また乗用カートは利用条件を60歳以上に引き下げる(現行は80歳以上)。60歳未満は医師の診断書が必要としている。

こだまGC(埼玉県)は7月1日~8月31日、サマータイムとし、スタートが7時4分。

神奈川CC(神奈川県)は7月1日~8月31日、通常平日7時30分スタートを6時58分に早める。

上里ゴルフ場(埼玉県)は7月22日~8月31日、スタート時間を6時4分~9時13分とする。

富士C笠間C(茨城県)はトップスタートが平日7時、休日6時30分。

鳳凰GC(群馬県)は7月2日~9月12日、スタート時間は6時28分~9時32分。レストランの利用時間も繰り上がる。

PGMでは多くのゴルフ場においてサマータイムを導入するが、コースによって異なるという。

また酷暑対策として、総武CC北Cを除く運営148コースすべてに送風付き乗用カート(Cool Cart)を導入している。酷暑対策に各コース、知恵を絞っている。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年7月15日号「バック9」より

ゴルフ場の酷暑対策

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