NEW Tシリーズは4モデル顔がいい
これならブレンドしやすいぞ
番手ごとの理想弾道を実現するためには『ブレンドセット』が効果的。その開発コンセプトから生み出されるからこその〝特別なポイント〞がTシリーズにはある。まずは発売の仕方。T100、T150、T250、T350、T250ロンチスペックと一度に5モデルが登場する。これはプレーヤーごとに最適な「組み合わせ」を選んでほしいという気持ちの表れだ。
「ティーアップできるドライバーと違って、アイアンは様々なライから打たなくてはいけません。ツアープロでも傾斜地やラフなどではどうしても打点がズレてしまうんです。その時に必要とされるのがアイアンの許容性です。ローンチモニターで計測したデータはもちろん重要。でも実際はラウンド中のあらゆる環境で3Dが発揮されるかが大事なのです」(真野氏)
すべてのモデルがあらゆるレベルのゴルファーの選択肢となる可能性がある。T100が上級者向けでT350がアマチュア向けと考えるならば、まずその発想自体が〝古い〞と言わざるを得ないと言えるだろう。
TITLIST T100 まずはこれでどこまでいけるか
マッスルバックアイアンのようなシャープなルックスと操作性を備えているが、タングステンウェイトを内蔵し許容性はかなり高い。まずはT100を構えてみて、その大きさはどうか? 次に打ってみて弾道はどうか? 自分は何番まで行けるのかを試したい。MB(マッスルバック)アイアンユーザーにとっては、T100のロングアイアンがブレンドセットの候補となる。

J・トーマス/W・クラーク
主な使用プロ
・ジャスティン・トーマス(#5)
・ウィンダム・クラーク(#6~#9)
・アルドリック・ポトギーター(#6~#9)
・阿久津未来也(#4・#5)
TITLIST T150 さらなるスピード性能を約束
T100に比べロフトを1度ストロングにし、チャネル構造を採用することでボールスピードのアップを狙ったモデル。シャープでコンパクトな見た目が好きだが、ややボールスピードが足りない番手がある場合はT150が選択候補になるだろう。T100よりもわずかにブレードレングスが長く安心感もある。内蔵タングステンで許容性も抜群。

C・スミス/A・ポトギーター
主な使用プロ
・キャメロン・スミス(#5)
・アルドリック・ポトギーター(#4・#5)
・前田光史朗(#6~#9)
・アン・ビョンフン(#4・#5)
TITLIST T250 隠れた驚きのやさしさ
バックフェースデザインも含め、前モデル(T200)から大きな変貌を遂げたのがT250アイアンだ。外見からはわからないが中空構造になっており、部分肉厚フェースや打球面を内側から支えるマックスインパクトテクノロジーで高い初速性能と許容性を両立した。モデル名がT250となったのも飛距離とやさしさが前モデルをはるかに上回ったからだという。
T250はより高さが出るロンチスペックも用意

7Iでロフト角35度
大きめロフトでT250の卓越したスピード性能と高い打ち出しを融合。さらに軽量ヘッドでクラブスピードのアップを狙った新提案型モデルも登場!ジュニアやレディスゴルファーにも振りやすい!やさしい!と好評だ。

A・スコット/大西魁斗
主な使用プロ
・アダム・スコット(#2・#3)
・大西魁斗(#5・#6)
・ウィンダム・クラーク(#3・#4)
・ジョナサン・ベガス(#3)
TITLIST T350 ツアープレーヤーも思わず触手⁉
これまでアマチュア対象と思われていたT350が最新Tシリーズではツアープロからも脚光を浴びている。ポイントは高初速とやさしさを生み出す最新構造をすっきりとしたルックスとかっこいいバックデザインの中に完全に隠し切っているからだろう。アマチュアゴルファーとっては全番手が、プロにとってはロングアイアン領域でものすごく安心できるモデルなのだ。

幡地隆寛/W・ザラトリス
主な使用プロ
・幡地隆寛(#3)
・ウィル・ザラトリス
(#3 ※前モデル)