日本のエース・松山英樹
「最終日60台前半のスコアが出せればチャンスはあるんじゃないかと思います」

3日目の松山英樹のティーショット(撮影/岡沢裕行)
雨の中での戦いとなった3日目を振り返った松山。
「思った以上に雨が強くて寒かったので、距離感とかが難しかったです。ドライバーで30ヤードくらい落ちている感じがあったので、打っていくエリアも全然変わっていました。途中まではいいゴルフができたんじゃないかと思います」
13番まで4バーディ・ノーボギーのラウンドだったが、14番のパー5で痛恨のトリプルボギー。
「雨の影響というより、自分のスウィングがなかなか定まっていない状況で、あの時点で6打差というのが見えたので、あと2つ3つ伸ばして終わりたいという欲が出てしまいました」
初日は風が強く、3日目はずっと雨。どちらがプレーしやすかったのか?
「どっちもどっちです。雨の影響でグリーンが完全に止まる感じで楽だったというのはありますけど、どっちも難しいですね」
最終日はどんなプレーを目指したいのか?
「8打差というのはかなり厳しいと思いますが、天気次第では諦める必要はないと思うので、この3日間ダメだったところをしっかり見直して頑張りたいです」
日本勢1番手・米澤蓮
「とくに変えることはないです。ひとつでも多くのことを吸収したいと思います」

2日目、米澤蓮のティーショット(撮影/有原裕晶)
3日目の試合を振り返り、「ティーショットがよくて安定しています。フェアウェイが広いので思い切ってドライバーが打てるホールも多く、ドライバーは自信を持って打てています。雨の影響でグリーンは少しソフトになっていましたが、スピードもそれほど落ちていませんし、素晴らしいコンディションでした。最終日もとくに変えることはしません。ゲームに自信を持ってやれているので、ひとつでも多くのことを吸収したいです。全力でプレーします」。
日本勢2番手・金谷拓実
「いいプレーをするために準備してきた。自分らしいプレーで臨みたいです」

3日目の金谷拓実のティーショット(撮影/岡沢裕行)
3日目のラウンドを振り返って、「雨の中、距離も長く感じましたし、難しいラウンドでしたけど、アンダーパーで回れてよかったです」。
現在ポイントランク135位の金谷。全7試合のフェデックスカップ・フォール最終戦の終了時で100位までがフルシード、125位までが準シードとなる。ちなみに今大会は第3戦目となる。
「シード権をかけた戦いですから、この大会は大事だと思っていますし、いいプレーをするために準備をしてきたので、最終日は自分らしいプレーで臨みたいと思います」