その昔はタイガー・ウッズとフィル・ミケルソン。少し前ならブライソン・デシャンボーとブルックス・ケプカの不仲が有名だが、最近はデシャンボーとローリー・マキロイの確執がゴルフ界隈を賑わしている。
画像: デシャンボーとマキロイの確執がゴルフ界隈を賑わしている

デシャンボーとマキロイの確執がゴルフ界隈を賑わしている

PGAツアーの代弁者とLIVのスポークスマンとして以前から火種はくすぶっていたが、今年のマスターズで一悶着があった。

最終日に一緒に回ったがラウンド後にデシャンボーは「(同組のマキロイが)全く口を利いてくれなかった。無視された」と若干気分を害した様子。しかし"無視作戦"が功を奏しマキロイは悲願のグランドスラムを達成した。

その後、最終日の2人のぎこちない雰囲気が話題になり、マキロイのメンタルコーチが参戦する事態に。ライダーカップの前哨戦ではマキロイが「デシャンボーが僕の名前を出すのは自分が注目されたいとき」と皮肉を込めた。

ライダーカップ本番ではデシャンボーが1勝しかできず米国チームは惨敗。欧州チームがアウェイで劇的勝利を収めた。するとマキロイが歩道に掲げられたデシャンボーの名前をヨーロッパの旗で隠す様子が目撃された。

今度はデシャンボーが応戦する番。自身のYouTubeチャンネルの人気企画『Break50』にNBAのスーパースター、ステフィン・カリーを招いて配信した回では24年の全米オープンで優勝目前だったマキロイがショートパットをミスし、メジャー戴冠を逃したエピソードを想起させる会話が飛び出した。

「プロでも短いパットを外すことがある。僕がよく知っている選手は1メートルを外して優勝を逃した」と10年ぶりのメジャー勝利をデシャンボーに阻まれたマキロイの傷心エピソードを匂わせた。

この件に関してマキロイが何かを発言したわけではないし、両者のちょっとした軋轢をマスコミがはやし立てているだけかもしれない。人気者ゆえの有名税ではあるが、少なくとも2人が親友ではないことだけは確かなようだ。

※週刊ゴルフダイジェスト11月11日号「バック9」より

マキロイとデシャンボーの"戦い"

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