日本のゴルフ界を牽引し続けた「ジャンボ」が、天国へと旅立った。 12月24日、尾崎将司の長男・智春氏より、プロゴルファーの尾崎将司が12月23日午後3時21分、S状結腸がんのため永眠したことが発表された。享年78。誰よりも長く時間を共有し、背中を追い続けてきた実弟の2人、健夫(ジェット)と直道(ジョー)。「尾崎3兄弟」としてツアーを沸かせ、公私ともにジャンボを支え続けた弟たちが、偉大な兄への感謝と、隠しきれない喪失感を吐露した。
画像: ゴルフダイジェスト社の企画で3兄弟で納まった1枚。左から尾崎直道、尾崎将司、尾崎健夫

ゴルフダイジェスト社の企画で3兄弟で納まった1枚。左から尾崎直道、尾崎将司、尾崎健夫

尾崎健夫コメント

兄弟というのは大抵進む道は別れていくと思うけど、我々兄弟は、たまたま同じ職業で約70年間一緒にいることができました。

兄がいない人生というのは経験がないから、今までよりもこれからが寂しいし苦しいと思う。

今までいつも一緒で全てを教えてくれた。兄貴ありがとう!

尾崎直道コメント

プロゴルファージャンボ尾崎というより、徳島の兄やんが思い出されます。

高校野球で優勝してプロ野球選手になり尾崎家の家を建て直してくれました。

プロゴルファー尾崎直道があるのは、兄貴が野球をやめてゴルフの道に進み、ゴルフというスポーツを教えてくれた、ジャンボ尾崎無しでは語れないと思うし感謝しかないです。

兄貴ありがとう!

画像: 1984年白竜湖ポカリスエットOP。(左から)飯合肇、尾崎将司、尾崎健夫、尾崎直道

1984年白竜湖ポカリスエットOP。(左から)飯合肇、尾崎将司、尾崎健夫、尾崎直道

【尾崎将司 プロフィール】
1947年徳島県生まれ。プロ野球・西鉄ライオンズ(現西武)を経て、1970年にプロゴルファーへ転向。豪快なドライバーショットを武器に「AON時代」を築き、日本ゴルフツアー通算94勝、国内通算113勝は歴代1位。世界ランキング最高位は5位。2010年世界ゴルフ殿堂入り。

尾崎将司の名言集

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