通常のゼクシオとは一線を画した「ゼクシオ Xシリーズ」が、「+」(プラス)という名に生まれ変わりました。従来の「X」と同様にゼクシオシリーズでは物足りないゴルファーに向けて設計されています。今回紹介する「ゼクシオ14+」ドライバーは、ヒール側の膨らみを抑え、構えた時によりストレートに飛ばせるイメージが湧く顔付きになっています。また「ゼクシオ14」でも搭載されている“新チタンフェース”によって、センターヒット時の初速が向上しているとのこと。クラブ設計家の松尾好員氏と共に、前作と比較しながら性能を紐解いた。
画像: 【試打クラブスペック】●ロフト角/10.5度 ●ライ角/59.0度 ●ヘッド体積/460cc ●価格(税込)/10万1200円※すべてメーカー公表値

【試打クラブスペック】●ロフト角/10.5度 ●ライ角/59.0度 ●ヘッド体積/460cc ●価格(税込)/10万1200円※すべてメーカー公表値

「ゼクシオ」で引っ掛けるなら「+」を試してほしい

GD 今回はダンロップ「ゼクシオ14+ドライバー(以下、14+)」を、前作に当たる「ゼクシオX ドライバー」(以下、X)と比較しながら性能を分析していただきます。今作からモデル名が変更になったわけですが、従来通り通常のゼクシオシリーズとは異なるコンセプトのようです。

松尾 そうですね。それぞれの違いを整理しておくと、通常のゼクシオシリーズは高重心で弾道の安定感を狙い、つかまりを意識した顔になっています。さらに軽いクラブ重量という組み合わせから、楽につかまった高弾道を打てるドライバーで、非力なシニアゴルファーも扱えます。
 
一方の旧Xシリーズは、高重心設計は同様なのですが、つかまり具合を薄めた性能で、ストレート弾道に飛ばせるドライバーでした。さらにクラブ重量も通常シリーズより10g以上重い設定で、ある程度体力があるゴルファーに向けたモデルです。

モデル名が変わったものの通常のゼクシオでは物足りないゴルファー向けのコンセプトは継続している

GD この連載では「ゼクシオ14」を取り上げました。前作と比較した結果、フェース面上の重心が低くなり、初速が出しやすくなったことで飛距離性能がアップしていましたね。

松尾 はい。「14+」も同様に各設計に変化が見られました。
 
フェース面上の重心高さを比較すると、「X」が34.5mm、「14+」は33.0mmと低くなりました。関連して低重心率(重心の高さ÷フェース高さで求められスピン性能の指標。標準値:62.0〜63.9%)は「X」が66.3%と高重心でした。一方の「14+」は64.5%とやや高重心になっています。

画像: 「ゼクシオ14」と同様に低重心化された

「ゼクシオ14」と同様に低重心化された

GD 「ゼクシオ14」のように低重心化されたわけですね。

松尾 そうです。さらにリアルロフト角が「X」は11.3度と少し大きい値でしたが、「14+」は10.7度とやや小さくなりました。ですから「ゼクシオ14」と同じく低重心化と小リアルロフトの組み合わせから、ボール初速を出しやすくなり、飛距離性能が向上しています。

画像: 「低重心+小リアルロフト」で高初速に飛ばせるようになった

「低重心+小リアルロフト」で高初速に飛ばせるようになった

GD 「ゼクシオ14+」ドライバーはどんなゴルファーにおすすめですか?

松尾 他のデータを見ると、前作のコンセプトを継承しているように感じます。フェース角に注目すると、「X」はフック0.5度と通常ゼクシオシリーズよりも、つかまり加減が控え目でした。しかし「14+」は0.0度のスクエアフェースになり、よりつかまりを消したストレート顔になりました。そしてクラブ重量が「ゼクシオ14」よりも約15g重い設定です。
 
これらを踏まえると、まだ振り切れる体力があって自分でつかまえて飛ばせるゴルファーは、一度試されるといいと思います。

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