“小ぶり感”アリ! スクエアに構えやすい
ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打及び計測ヘッドが10.5度、シャフトは「LIN-Q for cobra」(フレックスS)です。掲載数値はすべて実測値となります。
クラブ長さが実測で44.88インチと短いのも特徴の一つだ
クラブ重量が314.7gと重いですが、クラブ長さが44.88インチとやや短いです。その結果、クラブの振りやすさの目安となる、クラブ全体の慣性モーメントが288万g・㎠に抑えられています。計測数値のみで推察するとドライバーのヘッドスピードが、43〜44m/sくらいのゴルファーにとって、タイミング良く振りやすくなっています。
ヘッドは兄弟モデルのMAX系よりも横幅が狭く、全体的に小ぶりな縦長形状になっています。またディープフェース設計でヘッド全体に厚みがあります。

兄弟モデルと比較すると「LS」は横幅が引き締まり、縦長形状のシルエットになっている
実際に試打したところ、アドレスでヘッドにやや小ぶり感があることで、操作性の良いイメージが湧きます。そして前モデルに見られた米国モデルらしいオープンフェース設定ではなく、スクエアフェースでターゲットに対して真っすぐに構えやすくなっています。
試打シャフトは適度にしっかり感があり、インパクトの再現性が良く、ヘッドスピードが43m/sくらいのゴルファーが扱いやすくなっています。さらにディープフェースとヘッドの後方が高いハイバック形状の組み合わせで、インパクト付近をレベルにスウィングしやすく、分厚いインパクトで飛ばせます。

トウ側から見ると全体的に分厚さを感じるヘッドだ
MAX系と比べて投影面積が小さいので、ヘッドの慣性モーメントが小さく、ミスヒットに対してのやさしさは控えめです。一方でヘッドの操作性を判断できる、ネック軸回りの慣性モーメントが抑えられていることで、ある程度の操作性を持っています。
ヘッド重量が前モデル同様に重く、厳しいリアルロフト設定という「コブラ」らしい組み合わせによって、ジャストミートした時に高初速で中弾道の強い球筋で飛ばせるドライバーです。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月17日号より





