
マスターズ3勝のゲーリー・プレーヤー
「私は3人の孫と一緒にオーガスタではラウンドできないんだ」と、ロンドンのゴルフマンスリー誌に語ったプレーヤー。実は彼はオーガスタナショナルのメンバーではなかったのだ。マスターズに優勝するとメンバー同様のグリーンジャケットに袖を通し、生涯自分自身はオーガスタナショナルでプレーできる。しかしプレーヤーはメンバーではないのでゲストを連れてラウンドすることができないというのだ。
アーノルド・パーマーとジャック・ニクラスとともにビッグ3と呼ばれ、「私たちの戦いがメディアに注目され、現在のマスターズとオーガスタを作った」にもかかわらず、パーマーとニクラスはメンバーになっていたが、プレーヤーだけがメンバーになっていなかった。ちなみにアニカ・ソレンスタムもオーガスタのメンバーだと伝えられている。
「全英、全米オープン、全米プロのホストコースでは、私のリクエストを聞いてくれる。でもオーガスタだけは、ゲストを連れてゆくにはホスト役のメンバーに頼んでラウンドしなければならない。私はオーガスタナショナルのコースは大好きで、プレーする時はみんな親切に扱ってくれる。でもこの事実は悲しいけれど受け入れている」と、2012年からマスターズの名誉スターターを務めているプレーヤーは語っている。
プレーヤーは1957年から2009年までマスターズで53年間プレーし、非公認だがマスターズとオーガスタナショナルの大使を自認している。つまり、メンバーでもおかしくない実績を残している彼がメンバーでなかったことが驚きをもって受け止められている。
今回は苦言に近いが、非常に稀なプレーヤーのオーガスタ批判。90歳にしてまだまだ活発に活動し、ゴルフ界のご意見番的な存在となっているからこそ、逆にメンバーになれなかった!?
※週刊ゴルフダイジェスト2026年3月17日号「バック9」より



