レッスンプロを育成(指導)するレッスンプロの先生が教える「ゴルフの教科書(基本)」。今回は「ドライバー」について解説する。【レッスンプロの先生とレッスンプロの教科書から学ぶゴルフの基本105】
画像: フェアウェイキープ率を上げるクラブの振り方を解説

フェアウェイキープ率を上げるクラブの振り方を解説

フィニッシュでは左つま先がめくれないほうがいい

画像: フィニッシュで左つま先がめくれないほうがいい

フィニッシュで左つま先がめくれないほうがいい

GD ツアープロを見るとフィニッシュで左つま先がめくれ上がっている選手が多いですが、アマチュアは真似をしないほうがいいということですね。

原田 あまりお勧めしませんね。しっかりした左軸が作れなくなってしまいます。ボールを真っすぐ飛ばせなくて、フェアウェイキープするのが難しくなります。

GD あとですね、原田プロのメソッドではインパクトは意識しないということですが、ボールにクラブが当たるあたりを通過する時は、左のひざは伸びてはいけないんですか?

原田 いや、逆に曲げてはダメです。曲げていたら絶対に体が回らないから。左ひざは曲げるよりもむしろ伸びたほうがいいです。

左ひざを伸ばしたほうが左サイドで回転しやすい

画像: 左ひざを伸ばしたほうが左サイドで回転しやすい、左ひざを曲げたままだと腰は回りにくくなる

左ひざを伸ばしたほうが左サイドで回転しやすい、左ひざを曲げたままだと腰は回りにくくなる

GD では、ピンと伸ばしていいのですか?

原田 ピンとじゃないですね。少し余裕がある程度に伸びたほうがいいです。

GD インパクト付近だけじゃなくて、フィニッシュでも少し余裕がある程度に伸ばすのですね?

原田 そう、そう。

GD では、地面から力をもらうといういわゆる地面反力を使うということで、左足だけでなく両足でジャンプするような動きは原田プロは勧めないということですか?

原田 足が突っ張る感じにはならないほうがいいです。それで2つの軸を作るわけですけど、右軸と左軸ね。特に長いクラブになってきたら、絶対に上体は先にこない、クラブを持っている手が先にこないようにしたいんですよ。

GD 手が先にくると右肩が前に出てクラブがアウトサイドインの軌道になってスライスが出てしまいますよね。

原田 そのためにも土台となる左軸の作り方が大事です。

GD で、左軸ができれば、外からクラブが入ってくるようなことが少なくなるというか、減らせるわけなんですね。

左サイドに体重移動をしてからクラブを下ろし始める

画像: 左サイドに体重移動をしてからクラブを下ろし始める。右の写真は体重移動する前に手からクラブを下ろそうとしてアウトサイドインの軌道になる

左サイドに体重移動をしてからクラブを下ろし始める。右の写真は体重移動する前に手からクラブを下ろそうとしてアウトサイドインの軌道になる

原田 そうです。クラブが外からくる人はみんなクラブを持っている手からきちゃうんです。

GD つまり左軸をしっかり作れれば、クラブがアウトサイドからくることを防げ、インサイドから緩やかな角度でクラブが入ってくるというわけですね?

原田 そう、インサイドからきやすいよね。特にドライバーをはじめ長いクラブね。ショートアイアンなどはね、ある程度カットに入っても真っすぐ行くのですよ。

GD だから長いクラブは打ちにくいと感じるわけか。

原田 でもね、ドライバーみたいな長いクラブ、それとロフトが立ってるクラブは、絶対にインから入ってこないとボールがつかまらないから。

GD では、左軸を正しく作ることが真っすぐなボールを打つための絶対条件なんですね。

原田 そう。だからクラブがアウトサイドから入ってこないようにするには、前に説明したインパクトの入り口の動きっていうのが重要なんですよ。

GD インパクトの入り口は概ね右腰の前あたりで、体重が左に乗って左腰が回り、右わきが締まってヘッドが遅れて入るのでしたね。ちなみに出口は体重が左に乗り、左足1本で立って右足はつま先で立ち、おへそとグリップエンドが向かい合うところです。

原田 そうです。インパクトの入り口、出口は大事ですから、前の連載を読み返してほしいですね。

右軸の頭の位置をできるだけキープしたままクラブを下ろす

画像: 右軸の頭の位置をできるだけキープしたままクラブを下ろす。頭が突っ込まないように

右軸の頭の位置をできるだけキープしたままクラブを下ろす。頭が突っ込まないように

GD 次にお聞きしたいのは頭の動きです。手でクラブの先から下ろすのがNGというのは分かりましたが、例えば頭がダウンスウィングの初期の段階で左に動いたら右肩は前に出やすくなります。それについての注意点を教えてください。

原田 これはね、例えば右軸を作るでしょう。右軸を作ったときは頭ってこう右に動いていくんですよ。

GD はい、動きます。

原田 でね、できるだけダウンスウィングに入るときは、このトップの頭の位置で入りたいです。

GD つまりバックスウィングをしてトップまで行ったら、そのときの頭の位置をキープしたまま左へ振っていくということですよね。

原田 それをビハインド・ザ・ボールっていうんですよ。頭は常にボールより後ろということですね。次回はそのビハインド・ザ・ボールについて説明しましょう。

●原田伝一( 全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟理事長)

はらだ・でんいち。1955年、横浜市出身。80〜82年、US・NGFインストラクターセミナー参加。ゴルフ指導者について研究を積む。83年、NGF日本ゴルフ財団チーフインストラクター就任。2010年、一般社団法人 全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟理事長に就任。数多くのレッスンプロを世に送り出している。

撮影協力/ 世田谷ゴルフスクールTAJIM A、梅里CC、ENゴルフレンジ、東名CC

ドライバーでボールを真っすぐ飛ばす基本を解説


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