6月18日からニューヨークのシネコックヒルズGCで開催される今季メジャー第3戦、全米オープンの最終予選会が6月8日全米各地で開催された。1日36ホールを戦い狭き門突破を目指す苛酷なその日を、人は“ゴルフの一番長い日”と呼ぶ。ハンディキャップインデックス0.4以下のアマチュアからツアー優勝経験のあるトッププロまでが競う最高峰メジャー行きの切符。今年もっとも注目を集めたのはフロリダ、パームビーチガーデンズ会場に登場したあの少年だった。

17歳のアマチュア、マイルズ・ラッセルは将来大学ゴルフ部のチームメイトになる親友チャーリー・ウッズがバッグを担ぎ初の全米オープン出場権を獲得した。

画像: 全米オープン最終予選会で、出場権を獲得したマイルズ・ラッセル(左)。キャディは親友のチャーリー・ウッズ(右)が務めた

全米オープン最終予選会で、出場権を獲得したマイルズ・ラッセル(左)。キャディは親友のチャーリー・ウッズ(右)が務めた

世界アマチュアランキング10位のラッセルはフロリダ予選4番目に入ったのだが、全米オープン3勝のタイガー・ウッズの息子のナイスアシストがあった。

【動画】全米オープンの切符をつかみ、チャーリー・ウッズと抱き合うマイルズ・ラッセル【全米オープン公式X】

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「彼のおかげで気楽にプレーできました。友達がキャディをしてくれたのははじめてです。すごくいい感じでした。ゴルフの話はほとんどしなくて、ただただ楽しい時間を過ごせました」とラッセル。確かに写真を見ると2人ともいい笑顔をしている。

シネコックヒルズにもチャーリーと一緒に行くのか? という質問にラッセルは「さぁ、彼がどうしたいのかな。まだ決めていないですよ」と笑った。

メモリアルトーナメントの流れでオハイオ会場に出場するプロが多く、かつて主要会場だったオハイオは今年51人しか出場者がおらず、ビリー・ホーシェル、デービス・トンプソン、J.B.ホームズらが突破したが、今季好調のバド・コーリーやデニー・マッカーシーは涙をのんだ。

またトニー・フィナウやブラント・スネデカーも落選。全米直前のRBCカナディアンオープンの優勝者に与えられる最後の切符を目指す。

メリーランド会場では若手の有望株マイケル・トービョーセン、カール・ヴィリップスらが敗退。

カナダ会場では6枠のうち3枠を8人がプレーオフで奪い合う熾烈な展開となりマックス・ホーマ、ギャレック・ヒーゴが脱落した。

ニューヨーク会場でトップ4に入って出場権を掴んだベン・ジェイムスは今週のRBCカナディアンオープンでプロデビューを果たす。彼はPGAツアーユニバーシティランキングでトップ。全米オープンの前哨戦でのプレーが注目されている。

悲喜こもごもあった“ゴルフの一番長い日”は終わりを告げ、いつもと変わらず日は西に沈んだ。

写真/Getty Images


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