タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、2010年に作られた「ニューポート2 タイムレス」の初期ツアーパターが持つ歴史的価値と、削り出しパター特有の武骨な魅力について。

ツアーブラックミスト×ライムイエローが映える初期「タイムレス」

ニューポート2 TIMELESS CARBON:ツアーブラックミスト仕上げが施された、カーボンスチールのニューポート2タイムレス。ツアーブラックミスト仕上げは、ブラックオキサイト仕上げに比べると錆に強いため、このパターもゲームに使われているものの、傷は目立っていない

2010年に作られた、カーボンスチールのニューポート2タイムレスである。

ツアーブラックミスト仕上げの黒いボディに、ライムイエローのビッグツアードットが映える一本で、ツアーパターらしいシンプルなデザインとなっている。

さて、ニューポート2タイプのパターには、ニューポート2タイムレス、タイムレス、タイムレス2,コンセプト2などがあるが、ニューポート2タイムレスは、モデル名にタイムレスという文字が冠された初期のモデルである。

画像: 黒いボディに穿うがたれた、ライムイエローのビッグツアードットが美しい

黒いボディに穿うがたれた、ライムイエローのビッグツアードットが美しい

なかでも、写真のパターは最も古い時期に作られたもので、近年の丸みを帯びたタイムレスに比べると、ややゴツゴツとした印象を受けるヘッドに仕上がっている。

そして、この硬さの残るシルエットこそがこのパターの魅力と言えるだろう。そこには、最新の洗練されたフォルムのパターにはない迫力が、確かにあるからだ。

少し古さは感じられるかもしれない。しかし、削り出しパターの力強さを感じさせてくれる。そんなパターであった。

週刊ゴルフダイジェスト8月18・25日号「キャメロンマニア宣言」より

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

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