パッティングで一番大切なのは芯でボールをヒットすること。そのために重要な体の使い方を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう。

パターの打痕をチェックしてみよう

スコアの半分はパターです。ショットよりも簡単そうに見えますが、練習量も少なくなりがちで苦手な方がたくさんいらっしゃいます。パターで一番大切なのは芯でボールをヒットすることです。今回はパッティングについてゴルフイラストレッスンで解説していきましょう!

初めに、ショットマークなどを利用して10球程ボールを打ち、打痕を確認してみましょう。ショットマークはフェースに貼るタイプやスプレーするタイプなどが市販されていますし、マスキングテープやベビーパウダーでも代用できます。打痕が芯にあればOKですが、芯以外の方は改善が必要です。

画像: まずはショットマークなどを利用し10球パッティングして、フェースのどこに当たっているのかを確認してみよう

まずはショットマークなどを利用し10球パッティングして、フェースのどこに当たっているのかを確認してみよう

真ん中のように、ボールが芯に当たっていればミート率が高い評価となります。打ち損じがないと、方向性や距離感が安定しやすくイメージ通りのパッティングがしやすくなります。

画像: 芯にボールが当たっていれば問題なし。ヒール、あるいはトウでヒットしている場合は、手を使ってストロークしてしまった結果、ミートできていない可能性がある

芯にボールが当たっていれば問題なし。ヒール、あるいはトウでヒットしている場合は、手を使ってストロークしてしまった結果、ミートできていない可能性がある

一方ヒール側に打痕がある人はターゲット方向に向かってヘッドを出してしまっているので振り遅れたり、フェースが開く原因になってしまいます。こうなってしまうとヒールが出た状態でインパクトを迎えてしまうので注意が必要です。

反対にトウ側でヒットしてしまう方は、手をこねてボールをヒットさせているのでトウのほうが先に返り、フェースがかぶった状態でインパクトを迎えています。

いずれにしても、手を使ってストロークを行ってしまうとミート率を損なってしまうので注意が必要です。

手を使うことによって、余計なフェースローテーションが発生してしまうとミート率が下がってしまいます。可能な限り、ストロークの際は左腕と左の親指の形を保ったままストロークを行うことが大切です。イメージとしては左腕とシャフトが1本になったくらいの感覚でストロークしましょう。

土台となる下半身を安定させよう

また、パッティングが苦手な方は土台である足元がかなりの確率で動いています。下半身が動いてしまうと、構えたところにヘッドを戻して芯でボールを打つことが難しくなってしまいます。

画像: パッティングは下半身を安定させることが重要。ベルトから下は動かさないという意識を持ってみよう

パッティングは下半身を安定させることが重要。ベルトから下は動かさないという意識を持ってみよう

そんな方はベルトから下の下半身が微動だにしない状態で、胸椎を回してストロークを行う意識を持ってみてください。

意識してもどうしても足元や手が動いてしまう方は、両足に大きめのボール(クッションでも可)を挟み、胸の前にクラブを当てがって胸椎を回す動作を習得しましょう。

両足にボールを挟むことで内転筋に刺激が入るので、お腹周りの腹横筋にも力が入りやすくなります。こうすることによって、胸椎だけを回しやすい状態を作り出す準備ができます。

画像: 両足にボールを挟んでストロークする練習ドリルで、胸椎だけを回す感覚をつかもう。それでも手を使いすぎてしまう場合は、加えて左手1本でのストロークをしてみよう

両足にボールを挟んでストロークする練習ドリルで、胸椎だけを回す感覚をつかもう。それでも手を使いすぎてしまう場合は、加えて左手1本でのストロークをしてみよう

土台となる足元が安定してもまだ、手を使いすぎてしまう人は、左手1本でクラブを持ちストロークを行なってください。手を使うのではなく背骨の中にある胸椎が回るだけでストロークができることを体験していただくことが狙いです。

イメージが湧いたら、両足に挟んだボールを外し、右手を添えてストロークを行いましょう。こうすることで、動きすぎていた動作が改善されミート率が高まります。是非参考にしてください!

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