飛んで止まる!究極のボールに、今再び急接近
その④「ディンプルで15~20ヤード飛距離が伸びた」
トラックマンなどの“打球解析”機器の普及によってプロの技術レベルは格段にあがっている。かつていたスピン量多めのプロは減り、2000~2500回転でみんなが打ち始めた。そうなると、ボールの性能効果による飛距離アップは難しく、伸びしろはかなり限られてくる。
GD さらにPGAツアーの飛距離が伸びる可能性はどこに残されているのでしょう。
宮川 「飛んで止まる」の追求はまだ余地がありますが、飛距離だけで言うとボールの打ち出し初速を上げることと、ディンプルが重要です。
GD 最近のボールはディンプル数が減る傾向にありますよね。
宮川 そうですね。表面占有率って呼んでいる、ボール表面全体の中でディン...