有名大学の研究テーマが本間の「D1」!? 同志社大学京都キャンパスに潜入してみた(前編)
矢野経済研究所という調査会社でゴルフや釣り、スポーツバイク(自転車)の市場を中心としたスポーツ産業の調査・研究を生業としている三石氏。時折思いもよらぬところから問い合わせや相談を受けることがあるという。今回はそんな相談でのできごと。
なぜ学生たちは研究材料にゴルフボールを選んだのか?
今から約1年前の2021年5月28日、それは突然の一通のメールから始まった。メールの送り主は同志社大学商学部教授(経済学博士)の太田原準先生。私は面識がなかったが、同志社大学卒業の当社社員からの紹介で私の存在を知ったらしい。
メールによると太田原先生のゼミの学生が「知財戦略の事例研究としてゴルフボール業界に...