グリーン上でよくある光景ですね。距離のあるパットのときにキャディさんに旗を持ってもらって、「どの辺狙えばいいかなー?」と佐倉君。

「お客さん! 私の足元狙って打てばちょうど曲がって来るよ!」ちょっと待って、そのまま打ってもいいんだっけ?

さてここで問題です。

キャディさんに聞いた狙い目通り、足元を狙ってストロークした

次のA~Cの正しいと思われるものにチェック!

  • A 何か問題でも?無罰でプレー続行
  • B パットの線を示したことになるので1打罰でプレー続行
  • C パットの線を示したことになるので2打罰でプレー続行
  • A 何か問題でも?無罰でプレー続行
    43
    460
  • B パットの線を示したことになるので1打罰でプレー続行
    30
    325
  • C パットの線を示したことになるので2打罰でプレー続行
    27
    293

今回のポイントは、パットの線を示したかどうか、示したままストロークしたかどうかの2点です。規則8-2bではキャディさんが旗を持って立っている足元を狙って打つことは違反にはなりません。ただし、「足元を狙ってください」と言ったことでパットのラインを示したことになってしまいました。そして、ストロークしている間はパットのラインを示してはならないというルールに違反することになりました。従って正解は”C”となります。

JGAの裁定集によると、規則8-2bでは3つのことを禁止しています。

① ストロークしている間はパッティングラインを示してはならない。
② ストロークする前であればパッティングラインを示すことはできる。ただし、パッティンググリーン面に触れてはならない。
③ パッティングラインを示すマークはどこにも置いてはならない。

今回のケースでは、パットのラインを示したままストロークしたことで違反してしまったので「足元を狙ってください」と言ったあとに、キャディさんが足を別の場所に移動していれば無罰となります。

撮影協力/太平洋クラブ美野里コース

ルールをわかりやすく解説していますよ。

This article is a sponsored article by
''.