2016年にフェアウェイキープ率71.66%でツアー記録を更新した22歳の稲森佑貴。石川遼も「なんでこんなに曲がらないんだろう」と驚いたというその曲げないスウィングの秘密を、週刊ゴルフダイジェスト3/21号で本人が解説している。

“二等辺三角形”のアドレスがインパクトゾーンを長くする!

稲森が曲がらない秘密の一端は、そのアドレスに隠されていた。

「ハンドファーストに構えると振り遅れやすいんです。手元は体の中央に置き、ヘッドをボールから離して浮かせて構えることで、仮想のインパクトゾーンが描きやすくなります。手元とヘッド、そしてボールを頂点に二等辺三角形を描くイメージで構え、フェースの開閉を少なくしてボールをとらえやすくしています」(稲森)

画像: 手元とヘッドとボールを線で結ぶと二等辺三角形になるように構える

手元とヘッドとボールを線で結ぶと二等辺三角形になるように構える

さて、この二等辺三角形アドレスはどのように作ればいいのだろうか。稲森は「体の真ん中から真下へ振り下ろしたところにセットしてください」という。

画像: クラブを振りかぶり、真下に落としたところでアドレス

クラブを振りかぶり、真下に落としたところでアドレス

稲森によれば、この際ヘッドを浮かせ、ボールから離して構えることでスムーズに始動しやすくなり、ボールを横から真っすぐ打ち抜くイメージも高まるという。ハンドファーストに構えるのに慣れた身には最初違和感がありそうだが、なにしろFWキープ率記録保持者の言うこと。一度試してみたいものだ。

(週刊ゴルフダイジェスト2017年3/2日号より抜粋)

This article is a sponsored article by
''.