月刊ゴルフダイジェストで連載中の「マイクラブ・マイギアを語ろう!」。2017年8月号で紹介されているのは、2017年Tポイントレディスで優勝した菊地絵理香の14本。「クラブがボールをつかまえてくれる」と信頼するギアを見てみよう。
「VG3」は多少芯を外しても前に飛んでいってくれる
ドライバーは歴代の『VG3』シリーズを使い続けている菊地。昨年から使い続けているモデルは“顔”が好みだという。
「フックフェースは嫌いなんですが、右に逃げるような顔も嫌い。この“真っすぐ”に向いていて、それでいてやさしくつかまるのがいいんです」(菊地)
トウを逃がさない、平らに近いフェース面とトップラインがスクェア感を出している。ターゲットをとらえやすい顔だ。
「スウィングをいじってつかまえるのは好きじゃない。ノーマルに振って自然につかまるからいいんです」
機能面でも、絶妙なつかまりやすさが気に入っている。
「つかまった球を打ちたいんですが、無理につかまえるのではなく、オートマチックに適度なつかまりになってくれます。それに、多少芯を外してもちゃんとキャリーが出てくれる。すごく安心感がありますね」
シャフトをフジクラ『スピーダー569エボリューションⅡ』から『Ⅲ』に移行したことも手伝い、飛距離にして平均2~3ヤードは伸びた実感があるという。
3月のTポイントレディスでは初日から首位を走り、海外勢の連勝を止めた菊地。その後、腰痛棄権もあったが完全復活。「今シーズン後半戦でも優勝狙います」と残り22試合に向けて気合十分だ。
この記事は、現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト8月号掲載の連載「マイクラブ・マイギアを語ろう!」から抜粋。本誌では、菊地絵理香の浮気心の一切ないかっこいい14本が紹介されているぞ。ぜひ、参考にしたいところだ。