新たなゴルフリーグ「TGL」は"モダンマッチプレー”という形式で戦うという。写真は23年のマスターズでの一コマ（Photo/Getty Images）
レギュラーシーズンは全15試合
公式リリースによると、レギュラーシーズンは全15試合が行われ、各試合は2チームによる対戦形式。各チームは4人から3人を選出し、「モダンマッチプレー」という形式で戦う。
モダンマッチプレーは2つのセッションにわかれ、セッション1と呼ばれる最初の9ホールは3対3のマッチプレーで交互に打つオルタネート方式。セッション2は6ホールのシングル戦となり、こちらもマッチプレー。各ホールには1ポイントのスコアがあり、スコアが少ないチームがポイントを獲得するが、同スコアの場合は0点となり、持ち越しはなし。
15ホールを終えて同点の場合、延長戦はニアピン対決で勝敗が決まる。
レギュラーシーズンはレギュレーション（セッション1＋2）、もしくはオーバータイム（延長戦）で勝利したチームが2ポイント、オーバータイムで敗北したチームは1ポイントを獲得し、レギュレーションで敗北したチームにポイントは与えられない。上位4チームがプレーオフに進出し、準決勝と決勝は勝ち上がり方式で行われる。
試合はゴルフ場ではなくスタジアムで開催されることは既報したが、フルショットは実際の芝から打つシミュレーターを使用し、50ヤード以内のショートゲームやパットは「グリーンゾーン」と呼ばれるエリアに移動して傾斜を自由に変えられる実際のグリーンでプレーすることになる。
現在、6チームのチームロゴなども順次できてきている。メンバーはタイガーやマキロイはじめ、リッキー・ファウラーなど、人気と実力を兼ね備えた選手ばかり。記念すべき第1回目の放送は1月9日の開幕戦で、現地時間午後9時にESPNとESPN＋で放映される。
ただ、残念なことに日本ではどちらも基本的に視聴不可。ローリーにタイガー、早く日本でも放映してくれませんか……？
※週刊ゴルフダイジェスト2023年11月21日号「バック9」より
