昨年「日本オープン」でツアー初優勝を挙げ、少ない試合数にもかかわらず賞金ランキング15位に入った岩﨑亜久竜。今季からパター以外のギアをすべて替えた、という岩﨑のクラブ選び感とは?
やさしくて使いやすい テーラーメイド Qi10
昨年、日本オープンを制したクラブをガラリとチェンジした岩﨑亜久竜。ドライバーは『ステルス2プラス』から『Qi10』に移行。「弾道の高さをコントロールしやすく、直進性もある。どちらかといえば、球の高さを変えて打っていきたいので、Qi10ドライバーが自分に合っています」。以前はドロップ球が出るミスがあったが、それもかなり減ったという。FWも、ドライバーと同じイメージで打てる『Qi10』にスイッチ。「簡単に上がるのに、強い球で飛距離も出て、操作性もバツグンです」
DRIVER
FAIRWAY WOOD
IRON
WEDGE
GLOVE/BALL
打ち分けたいからシャフトも変更
構えやすさが、すぐに移行できたポイントだという。「パッと構えたときにぐらつくのが苦手なんですが、今のはかなり据わりがいいので好きです。『LS』とか他のタイプも打ちましたが、今使っているのが一番見た目もしっくりきました。操作のしやすさと相まって、やさしい印象です。ちなみに、飛距離も伸びています」
構えやすさの強いこだわりは、グリップにもある。「フェースを見なくても握れる、それくらい基準にしています。だからバックラインとかはメチャクチャ大事。グリップの向きとフェースの据わりがはまらないと、アドレスでもたつくので」
ヘッドの寛容性を生かして操作性を高めるため、シャフトも『ベンタスブラック』からしなり感のある『ツアーAD DI』に変更。「基本的にフェードヒッターですが、ドローも打っていけるようにしたくて。『ベンタス』だと少し直進性が強すぎるんです」