ユージ
アメリカ・フロリダ州出身。2004年からモデルとして活動を開始し、現在は、モデル、タレント、俳優として幅広く活躍中。芸能界一飛ばす男として、遠くに正確に飛ばすスウィングをマスターしたい。
永井哲二
岩井明愛・千怜プロをトッププロに育て上げたリンクスゴルフクラブのヨネックスゴルフスクールの先生。岩井姉妹も練習したダブルグリップアイアンを商品化した。第40回レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。
ダブルグリップアイアンなら胸の前の三角形を自然に保てる!
ナイスショットのカギは胸の前の“三角形”にあり
【POINT】胸の前の三角形を保つコツをつかめる
「手を使わず、体の回転で振っていると、胸の前の三角形を崩さずに振るコツが自然につかめてきます。スウィングの大きさは肩から肩まで。素振りから始め、慣れてきたらボールを打ちます」(永井)
永井 どんなゴルファーでも、アドレスしたとき、胸の前に両肩と両腕で作る三角形ができますが、この三角形がとても重要なんです。
ユージ そうでした。前回のレッスンで三角形を崩さずに振れ、と教わりました。
永井 うちのスクールでは、胸の前の三角形を崩さずに振るように指導しています。TSM(トライアングル・シャッター・メソッド)と呼んでいますが、この三角形が崩れなければ、スウィングの再現性が高くなり、パターからドライバーまで、すべてのショットの精度が上がるんです。それで、グリップが2本付いた練習器具を使ってもらっています。
ユージ あの岩井明愛プロ、千怜プロも、その教えでトッププロになったんですよね。
永井 ちょっと振ってみるとすぐにわかりますが、グリップが2本あるので、たとえば左ひじを引いてインパクトするゴルファーなら、違和感があって振りにくいと感じてしまうんです。
ユージ なるほど、手先の小細工がしにくいんですね。
永井 逆にいえば、ボールに正確にコンタクトできるように振り続けるうちに、胸の前の三角形を崩さずに振るコツが自然とつかめてくるんですよ。
ユージ 先生! これ、夢のような練習器具じゃないですか!
【練習法1】ボール打ち
当てにいくと当たらない、クラブに任せると当たる
手で当てにいっていたユージさんに永井コーチが手を添えると、イマイチだった当たりがナイスショットに変わった。「手を使っちゃダメなんですね。クラブに任せて体の回転で振るとちゃんと当たります」(ユージ)
THANKS/嵐山CC
PHOTO/Hiroaki Arihara
※2024年7月9日号「ダブルグリップアイアンでスウィングのお悩み解決!」より一部抜粋
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※ダブルグリップアイアンを使うとスライスしない体の使い方をわかったり、手と体の同調がわかったりするという。その方法については2024年7月9日号の「週刊ゴルフダイジェスト」かMyゴルフダイジェストでチェックしてください!