何が必要かを整理し常に準備しておく
年間250ものラウンドをこなす小野寺誠プロは、当然雨の日のプレー機会も多い。そこで雨の日のゴルフでは何が大事かを聞いてみたところ、小野寺プロは「準備」だと断言する。「雨の日にスコアを崩す人は、技術以前に、雨に対する準備がちゃんとできておらず、濡れる不快感や水滴対策に集中力を奪われてグダグダになるんです。
①カラビナタオル
②ビニール袋とヘアゴム
③午前用のタオル
④午後用のタオル
⑤ハンドタオル
⑥本革グローブの袋
⑦全天候型グローブの袋
カラビナタオルは必須アイテム。グローブはジップロックで保管。全天候型は、1枚だけ分けておき雨が降り出したら手間なく取り出せる状態。午後用のタオルもビニールで保管
グローブが濡れているのに『面倒だから』と放置してプレーしたら、普段どおりのゴルフができるわけがない。そういう事態を防ぐためにも、準備が肝心。万全の準備をしておけば、雨に惑わされることはなくなります」
小野寺プロは、キャディバッグの外側上のポケットに、雨グッズをまとめて入れておくという。こうしておけば、いざというときに必要なものが見つからなかったり取り出しに手間取って困ることはなく、急な雨でもサッと対処できてノーストレス。
◇雨グッズは出しやすい上部ポケットにまとめる
上記の雨グッズは、キャディバッグの外側上部のポケットに常備。ここにまとめておけば急な雨でも探す手間がなく、キャディバッグをカートに積んだ状態でもサッと取り出せる。この「手際のよさ」が肝心だ。
連日の雨にも対応できるよう、プレー後の片付けや「翌日のこと」も考えた雨対策は、真似すべき点だらけだ!
◇濡れたまま放置はNG!
シューズ乾燥機を持って遠征に行きます
普段から数足のシューズをローテーションしていても、遠征時などは濡れて困ることがある。そのため、携帯型のシューズ乾燥機を持っており、プレー後に宿でシューズを乾かしてしまうという。温風型(右)と紫外線型(左)の両方を所有。
◇川奈のキャディさんも絶賛!
ヘッドカバーを濡らさないこのひと手間が重要
ヘッドカバーが濡れると、後日の手入れも大変だし、着け外しの際にクラブヘッド自体や手が濡れやすい。ビニール袋とヘアゴムで、ヘッドカバーにカバーをかけることでこれを防ぐ。
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雨の日攻略は、準備以外に、スウィングなども肝心! 続きは2024年6月25日号の「週刊ゴルフダイジェスト」、またはMyゴルフダイジェストにて掲載中!