AIG女子(全英女子)オープンはいよいよ最終日。申ジエや西郷真央の活躍やネリー・コルダの強さなど、見どころの多い今大会を独占生配信中のU-NEXTの現地取材スタッフ・今井敬太氏からレポートが届いたので紹介しよう。

体重100キロ超えの身体にセントアンドリュースは危険!?

ゴルフの聖地セントアンドリュース・オールドコースで行われ、日本人過去最多の19人が出場するなど、過去最大級の盛り上がりを見せているAIG女子(全英女子)オープン。今回、同大会のプロモーション担当として渡英しています。

昨日行われた3日目、アムンディ・エビアン選手権でメジャー初優勝を成し遂げた古江彩佳プロのラウンドに密着しました。

今月上旬にU-NEXTでインタビューした際、「(アムンディ・)エビアン選手権では、15番ホール以降、どう打ってもうまくいくイメージしか浮かばない状態でした。(『いわゆるゾーン?』の質問に対し)そういう状態だったと思います。」と答えていた古江プロ。

2日目は最終ホールバーディを決め、土壇場でカットラインを越え予選突破を果たすなど、相変わらずの勝負強さ。3日目は風も比較的穏やかでスコアを伸ばしたいところでしたが、前半9ホールの古江プロは全ホール、パー。ショットに安定感があり、大崩れしない流石のプレーでしたが、スコアを伸ばすことができませんでした。

後半に入ると少しずつ天候が悪化。風も強くなり、雨も降るなか、相変わらずの安定したショットでパーを重ねます。

画像: 3日目にスコアが伸ばせず、トータル5オーバーの70位タイで最終日を迎える古江彩佳(撮影/姉崎正)

3日目にスコアが伸ばせず、トータル5オーバーの70位タイで最終日を迎える古江彩佳(撮影/姉崎正)

なかなかバーディチャンスが来ないなかでも粘り強くプレーしていた古江プロでしたが、13番ではアプローチを寄せきれず、ボギーを叩いてしまった……そうです。

歯切れが悪くなったのは、何を隠そう体重100キロを超える愛されボディの私。連日の取材で歩き回っていたところ、ついに膝に激痛が走り一時的に動けず……。幸か不幸か、結果的にこのラウンドで古江プロが叩いた唯一のボギーを見ることはできませんでした。

ちなみに同大会を取材中で、国内ツアーの取材も担当する、月刊ゴルフダイジェストの吉井一馬さんによると「セントアンドリュース・オールドコースはアップダウンのほとんどない平坦なコースだけど、だからラクだとか、そんなことないね。地面が硬いから(起伏のある)国内のツアー会場より身体は全然キツい」とのこと。

15番以降も大きなミスはなく、安定感のあるプレーが続きますが、大きなバーディチャンスが訪れることはなく、ワンボギー以外、すべてパーという成績で3日目を終えました。

試合後のインタビューでは「バーディトライにもなかなかつけれず、悔しい1日でした。明日は一打一打頑張るだけです!」といっていた古江プロ。最終日の大爆発に期待しましょう。

文/今井敬太(U-NEXT)

月刊GD吉井一馬のAIG女子(全英女子)オープンレポート記事はこちらから

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