8月上旬、同リゾートのスタート室前にバスケットボールコートが出現し、そこで3人制プロバスケットボールクラブチームが主催するジュニア大会が行われた。
13歳以下と15歳以下の2部門で合計15チームが出場し、コートを沸かせた。試合会場は、空きスペースだった芝の上に床材とフローリングマットを敷き、ゴールリングを設置して、周りには観戦用の椅子やテントも備えた。
また試合関係者の控え室にコンペルームを使用し、ランチはもともとバイキングのため、来場ゴルファーと共用した。
今回の“異業種”大会開催について、支配人の水上忠氏は言う。
「芝の上にバスケットボールのコートを敷くなど、初めての経験で準備に戸惑いもありましたが、出場した子どもたちが生き生きとプレーしているのを見ると、やってよかったなと。これからも続けていくつもりです」
同リゾートにはゴルフのほかにもユニークな施設が多くある。列挙してみよう。
まず宿泊施設としてはホテル(本館3階)とスウィート・ヴィラ(別館)、グランピング(テント)、エアストリーム(キャンピングカー)。大浴場には露天風呂や炭酸泉サウナも併設されており、さらにリラクゼーションサロン、卓球、ビリヤード、ダーツ、カラオケも備えている。
ペット同伴滞在スペース「愛犬パラダイス」にはドッグランまで用意。また日帰り可のBBQ施設やキッズパーク、キッズルーム、授乳室、さらにジャンボ尾崎フォトミュージアムまである。
肝心のコースは、ジャンボ尾崎が監修しただけに、14本のクラブを使わせるようにデザインされている18ホールの丘陵コース。
冬は温暖、夏は涼しい御宿の地の活用法はいろいろとありそうだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2024年9月17日「バック9」より