レッスンプロを育成(指導)するレッスンプロの先生が教える「ゴルフの教科書(基本)」。フルスウィングしたときに気持ちよく振れるように「ハーフスウィング」からレッスン中。今回は「体の正面でボールを叩けるようになる簡単ドリル」を解説する。【レッスンプロの先生とレッスンプロの教科書から学ぶゴルフの基本㉘】

入り口をマスターすれば、ハーフスウィングの7割が完成する

画像: インパクトの入り口をマスターすれば、インパクトの形を意識しないで、フォローまでクラブをきれいに振り抜けるようになる

インパクトの入り口をマスターすれば、インパクトの形を意識しないで、フォローまでクラブをきれいに振り抜けるようになる

原田 インパクトは意識して作るものではありません。入り口と出口のポジションができるようになれば、必ずインパクトは良くなります。ボールを強く叩けるようにもなります。それが入り口でクラブが壁に当たるような入り方をすると、絶対に軌道が狂うわけですよ。だから入り口は大事なんです。

GD 入り口を覚えることの大切さが分かってきました。この入り口をマスターできたら、原田プロの中でスウィングの完成度は何%ですか?

原田 半分以上ですね。いや、70%くらいと言ってもいいですよ。

GD 70%完成ですか! ちょっと驚きました。でも、自分としてはひとつモヤモヤしたところがあります。それは入り口のドリルでは左へ体重を乗せてから腰が回るとのことでしたが、左へ体重を乗せる"きっかけ"が、まだしっかりつかめていないんです。

原田 では、次回は入り口をマスターするドリルだけでなく、入り口から出口にかけての練習法を説明しましょう。

●原田伝一( 全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟理事長)

はらだ・でんいち。1955年、横浜市出身。80〜82年、US・NGFインストラクターセミナー参加。ゴルフ指導者について研究を積む。83年、NGF日本ゴルフ財団チーフインストラクター就任。2010年、一般社団法人
全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟理事長に就任。数多くのレッスンプロを世に送り出している。

撮影協力/梅里カントリークラブ、都留グリーンゴルフ

インパクトの形を意識しないスウィングを作る

入り口が良くなる左手の使い方

入り口から出口の動き

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