カチャカチャが初搭載で“自分好みのゼクシオ”に!
ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打及び計測ヘッドが10.5度、シャフトは「MP1400」(フレックスS)です。掲載数値はすべて実測値となります。
ヘッドの操作性を判断できる、ネック軸回り慣性モーメントが非常に大きい。ヘッドの自然な動きを利用して飛ばすことが得意なドライバーだ
クラブ重量が284.4グラムと軽いですが、クラブ長さがで45.5インチとやや長く、スウィングウェイトがD3.2と大きくなっています。結果的にクラブの振りやすさの目安となる、クラブ全体の慣性モーメントが291万g・㎠と大きく、計測数値のみで推察するとドライバーのヘッドスピードが45m/sくらいのゴルファーにとって、タイミング良く振りやすくなっています。
ヘッド形状はオーソドックスな丸型で、強いフックフェース+アップライトなライ角のつかまり意識の組み合わせという、「ゼクシオ」の伝統設計は今作も継承されています。また今作から最近のドライバーでは標準仕様となっている“カチャカチャ(ロフト角やライ角の調整機能)”が、搭載されていることも大きな特徴です。
ヘッド全体の丸みは継承されている。さらにトウ側に高さがあるので、実際のライ角よりもアップライトに見える
実際に試打したところ、アドレスでは強いフックフェースでつかまえ、シャローフェースでボールを上げる「ゼクシオ」らしい印象が、損なわれることなく引き継がれています。そしてヘッド後方が低いシャローバック形状によって、インパクト付近をアッパーにスウィングしやすいイメージが出ています。またインセットホーゼル(ネックが少しヘッドの内側に入っていること)感と、時計の文字盤でいうところの4時〜5時方向の張り出し感で、ヘッド全体でつかまえるイメージが湧きます。
後方が低いシャローバック形状でアッパーで捉えるイメージが湧く
試打シャフトは滑らかなしなりをしており、フレックスがSながらもかなり軟らかめフィーリングでした。ヘッドスピードが38m/sくらいのゴルファーでも十分扱えそうです。そしてインパクト音はゼクシオらしい高音で爽快感があました。
今作はフェース面の反発性能が少し向上しており、重いヘッドと小さいリアルロフトも相まって、ジャストミートできれば前作よりも飛ばせると思います。
※週刊ゴルフダイジェスト 1月6日、13日合併号「ヘッドデータは嘘つかない!」より








