“人気クラブの販売総代理店契約が終了”という危機から生まれたダンロップ「ゼクシオ」。2000年に初代が誕生すると瞬く間に人気を博し、新モデルが発売されれば量販店の売り上げ上位にランクイン。2年に1度のモデルチェンジは数ある国内メーカーの中でも、多くのゴルファーが注目する冬の風物詩になっています。今回は14代目となる「ゼクシオ14 ドライバー」を、前作の「ゼクシオ13 ドライバー」と比較しながらクラブ設計家の松尾好員氏と共に分析します。

カチャカチャが初搭載で“自分好みのゼクシオ”に!

ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打及び計測ヘッドが10.5度、シャフトは「MP1400」(フレックスS)です。掲載数値はすべて実測値となります。

ヘッドの操作性を判断できる、ネック軸回り慣性モーメントが非常に大きい。ヘッドの自然な動きを利用して飛ばすことが得意なドライバーだ

クラブ重量が284.4グラムと軽いですが、クラブ長さがで45.5インチとやや長く、スウィングウェイトがD3.2と大きくなっています。結果的にクラブの振りやすさの目安となる、クラブ全体の慣性モーメントが291万g・㎠と大きく、計測数値のみで推察するとドライバーのヘッドスピードが45m/sくらいのゴルファーにとって、タイミング良く振りやすくなっています。

ヘッド形状はオーソドックスな丸型で、強いフックフェース+アップライトなライ角のつかまり意識の組み合わせという、「ゼクシオ」の伝統設計は今作も継承されています。また今作から最近のドライバーでは標準仕様となっている“カチャカチャ(ロフト角やライ角の調整機能)”が、搭載されていることも大きな特徴です。

ヘッド全体の丸みは継承されている。さらにトウ側に高さがあるので、実際のライ角よりもアップライトに見える

実際に試打したところ、アドレスでは強いフックフェースでつかまえ、シャローフェースでボールを上げる「ゼクシオ」らしい印象が、損なわれることなく引き継がれています。そしてヘッド後方が低いシャローバック形状によって、インパクト付近をアッパーにスウィングしやすいイメージが出ています。またインセットホーゼル(ネックが少しヘッドの内側に入っていること)感と、時計の文字盤でいうところの4時〜5時方向の張り出し感で、ヘッド全体でつかまえるイメージが湧きます。

後方が低いシャローバック形状でアッパーで捉えるイメージが湧く

試打シャフトは滑らかなしなりをしており、フレックスがSながらもかなり軟らかめフィーリングでした。ヘッドスピードが38m/sくらいのゴルファーでも十分扱えそうです。そしてインパクト音はゼクシオらしい高音で爽快感があました。

今作はフェース面の反発性能が少し向上しており、重いヘッドと小さいリアルロフトも相まって、ジャストミートできれば前作よりも飛ばせると思います。

※週刊ゴルフダイジェスト 1月6日、13日合併号「ヘッドデータは嘘つかない!」より

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