【写真の記憶】(10)オラサバル&セベ
セベが残した秘密のメモ
先輩から後輩へ
「経験」の伝承
米ツアーの選手の間で、ちょっとした“メモ”をロッカーに残したりするやりとりが話題にのぼっている。その話題がはじめて表面に出たのは、1994年のマスターズで、セベ・バレステロスがスペインの後輩オラサバル宛に、オーガスタのロッカーにメモを挟んでおいたことだった。
それは、マスターズの最終日の朝のことで、優勝争いをするオラサバルよりもかなり早くスタートすることになってしてしまったバレステロスは、そこで、メジャー、マスターズではじめての優勝争い、勝つチャンスが十分ある後輩のオラサバルに“メモ”を残したのだった。
「詳しい内容は言えないけれど、セベからのあの“メモ”...