デシャンボー、今は亡きペイン・スチュワートに捧げる全米オープンV。マキロイとの接戦を制し4年ぶり2度目の戴冠
全米オープンの舞台のなかでももっとも難しいといわれるパインハーストNo.2でブライソン・デシャンボーが、10年ぶりのメジャー勝利に指先がかかったローリー・マキロイを土壇場で下し栄冠に輝いた。激しいガッツポーズのあと空を仰いだのはそこにいる憧れの先輩ペイン・スチュワートに報告と感謝を伝えるため。優勝カップを愛おしそうに抱きしめた彼にギャラリーは大興奮。かつてのお騒がせ男はいつの間にかヒーローになっていた。