ライダーカップの“美しき伝統”と“現代ビジネス”の溝。メディアバリュー「1000万ドル」でも選手は無報酬!?
賞金はゼロ。純粋に国の威信と名誉をかけた戦いだったライダーカップは過渡期を迎えている。選手ひとり当たりのメディアバリュー(メディアの露出により得られる金銭的価値)は少なくとも1000万ドル(約14億5万円x 24人)、経済効果は350億円に達するといわれる大会で選手は各々が指定する慈善団体に20万ドル(約3千万円)を寄付することができるが、以前は完全に無報酬。セベ・バレステロスの出現で大会人気が沸騰しはじめた頃といまでは違うことがある。それはいったい?