“国民的キャビティ”プロギア「データ601」【親父のおさがり鑑定団】
「親父のおさがり鑑定団」では、過去モデルではあるものの、未来に継承したいそのクラブにまつわるエピソードをご紹介します。
プロギア「データ601」
キャビティでいい顔は珍しかった
つかまりを求めて極端なグースネックを持つキャビティアイアンが多かった中、601のシャープな顔つきはプロをも納得させた。
“明日のシングル”をみんなが夢見た
90年代は、アイアンが大きな転換期を迎えた時代。それまでコンベンショナルなブレードアイアンを打ちこなすことこそがゴルフの醍醐味であり、上級者への階段とされていた。メーカーはアベレージゴルファーに向けて芯の広いキャビティアイアンを開発、販売し始める。当初は「格好...