そもそも腹筋は“丸まる動き”が重要
寒い冬の間にはラウンドに行くのが億劫。でも何もしていないとさすがに体がたるみそう。ベストシーズンの春までにポロシャツの似合う体を作りたいと思っている人も多いはずだ。ビールっ腹にポロシャツは似合わない。そこで、プレミアムライフフィットネスでパーソナルトレーナーをしている小林慎平さんに、腹筋について聞いてみた。
「腹筋はだいたいここからここまで。この部分を丸める動きが重要になります」
左はグッと体を丸めおへそをのぞき込んでいる。これが腹筋を使っている状態だ。しかし、右は腹筋を一切丸めずに腰から上体を前傾しているのがわかるだろうか。これでは腹筋は一切使われていないのだ。
確かにこうやって並べてみてみると腹筋を使っているかいないかが分かる。では、それを踏まえて効果的に腹筋を鍛える方法はあるのだろうか。小林さん、お願いします!
「はい、ではまずはここから大きく息を吐きながら…」
「ふとももを触った状態のままその手がひざにつくまであがります。肩甲骨を床から話すイメージです」
「以上です」
え? これだけで? アスリートがよくやっている腹筋のようにもっと上まで上がらなくてもいいのだろうか。
「重要なのは大きく息を吐きながらやることと、出来るだけおへそをみるように丸まることと、腰が浮かないこと。腰を床につけるようにお腹を意識し、息を吐くことでお腹のインナーマッスルに効果的です。上まで起き上がったところで、腰を痛めやすくしてしまいますし、上まで起き上がることは腹筋においてはそこまで重要ではありません。また、呼吸法と合わせてやることで効果は倍増しますので、入門編としてぜひ試してみてください」
これなら毎日寝る前に20回くらいなら出来そうな気がしないだろうか。春までにポロシャツの似合うカッコイイ体を目指して、今夜からお布団でレッツ腹筋!