ダンロップフェニックスで大会初のアマチュア優勝を果たし、その権利でプロ転向した杉浦悠太。優勝翌週のクラブセッティング。
画像: 杉浦悠太のAi-ONE #5 CSパター。唯一のアマチュアとしてダンロップフェニックスに出場、そして優勝。この週から使ったこのパターの「フィーリングがとても良かった。優勝の要因のひとつだと思います」と本人。4日間の平均パットは1.673(大会4位)だった

杉浦悠太のAi-ONE #5 CSパター。唯一のアマチュアとしてダンロップフェニックスに出場、そして優勝。この週から使ったこのパターの「フィーリングがとても良かった。優勝の要因のひとつだと思います」と本人。4日間の平均パットは1.673(大会4位)だった

ダンロップフェニックスの練習日に使用を決めたというオデッセイのAi-ONEパター。杉浦悠太が選んだモデルは、マレット形状#5のCS(センターシャフト)。「クロスハンドグリップで真っすぐ真っすぐ動かす自分には、センターシャフトが合うと思っています。打ってみたら(この#5の)フィーリングがとても良くて、パットが良かったことも、勝てた理由だと感じました」(杉浦・以下同)

画像: すぎうら・ゆうた。2001年9月生まれ。愛知県出身。日本大学4年、在学中。8月のダンロップフェニックスチャレンジ in ふくしま優勝、出場権を得たダンロップフェニックスでアマ優勝、その後プロ転向

すぎうら・ゆうた。2001年9月生まれ。愛知県出身。日本大学4年、在学中。8月のダンロップフェニックスチャレンジ in ふくしま優勝、出場権を得たダンロップフェニックスでアマ優勝、その後プロ転向

ジュニアの頃から「クラブ選びの中心はミズノです」というが、ドライバーはキャロウェイのパラダイム♦♦♦S。

画像: 「自分が打った中で、シンプルに最も飛んだからです」と選んだ。パラダイム♦♦♦Sは小ぶりな低スピンモデルで、石川遼、西村優菜も使用する。杉浦はロフト8.5度のヘッドをネック調整で9.5度にしている

「自分が打った中で、シンプルに最も飛んだからです」と選んだ。パラダイム♦♦♦Sは小ぶりな低スピンモデルで、石川遼、西村優菜も使用する。杉浦はロフト8.5度のヘッドをネック調整で9.5度にしている

「いろいろなメーカーさんのドライバーを試打させていただいた中で一番飛んでいて、シンプルに『使ってみたいな』と思ったからです」。シャフトは〝つかまり系〟の代表モデルともいえるスピーダーのエボリューション7。この組み合わせで、優勝した週の平均飛距離は298ヤード(9位)だった。

画像: 打感と顔の良さに加えて、操作性の高さで選んだ。JPX 923 TOUR(4I~PW)。ミズノプロ FLI-HI(3I)

打感と顔の良さに加えて、操作性の高さで選んだ。JPX 923 TOUR(4I~PW)。ミズノプロ FLI-HI(3I)

アイアンは、3Iが中空のミズノプロFLI-HI。4I~PWが鍛造ハーフキャビティのJPX923TOUR。「他社さんのアイアンはあまり打ったことがないのですが、これはやっぱり打感が良いですよね。そして、構えた時の顔もビシッと決まる感じで、アドレスのしっくり感はすごい大事にしています」。3IのFLI-HIは、トウヒール方向が長めで、ソール幅もワイドなやさしい中空ヘッド。シャフトはいずれもダイナミックゴールド EX ツアーイシュー。

画像: ミズノプロの3Wと3U。飛距離は260Yと240Y

ミズノプロの3Wと3U。飛距離は260Yと240Y

3Wと3Uは、2本とも2019年モデルのミズノプロ。3Wのシャフトはスピーダー757エボリューション 5。ドライバーに入れているエボルーション7の大本モデル。

画像: ウェッジを3本、4本と増やす選手が多いが、杉浦はロフト52度と58度のオーソドックスな2本態勢。「アプローチは得意です」と言い切る

ウェッジを3本、4本と増やす選手が多いが、杉浦はロフト52度と58度のオーソドックスな2本態勢。「アプローチは得意です」と言い切る

2本のウェッジはボーケイデザインSM9。「グリーンを外しても寄せてパーを拾うというのが、自分のゴルフの肝。アプローチは自信あります」と本人。ロフト52度がFグラインドソール。Fは、フル(FULL)バウンスの略で、ソール全面でバウンス性能を発揮するタイプ。58度はフェースを開いて使いやすいMグラインド。

「今のクラブには満足しているので、基本的に来年もこの14本を中心に組み立てていく予定です」

杉浦悠太の14本
1W/パラダイム♦♦♦S(9.5度)・スピーダー757 EVOLUTION 7(X)
3W/ミズノプロ(15度)・スピーダー 757 EVOLUTION 5(X)
3U/ミズノプロ(19度)・スピーダー TR ハイブリッド95(X)
3I/ミズノプロ FLI-HI(20度)・DG EXツアーイシュー(X100)
4I~PW/ミズノJPX 923 TOUR・DG EXツアーイシュー(X100)
AW・SW/ボーケイデザイン SM9(52度・58度)・DG EXツアーイシュー(X100)
PT/オデッセイAi-ONE #5 CS(3度)・ストロークラボ
BALL/タイトリスト プロV1x
※スペックは編集部調べ ※1Wはネック調整でロフト8.5度→9.5度 ※スペックやスタッツは12月3日時点

※週刊ゴルフダイジェスト2023年12月19日号より(PHOTO/Tadashi Anezaki)

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