
ジャスティン・トーマス、河本力、スコッティ・シェフラーの3ショット(撮影/Blue Sky Photos)
前日にアウトコースの9ホールをラウンドした河本。この日は10番ホールから練習ラウンドスタート。順調にインコースを終え、折り返し直後に1番グリーンで前の組に追いついたという。そこで、突然「リキ」という声が。その声の主は、前の組にいたスコッティ・シェフラー。ジャスティン・トーマスと一緒にラウンドしていたが、詰まっていたので「ひとりなら一緒に回らないか」と声をかけてもらったという。
「PGAツアーはテレビで見てる憧れの舞台というか、自分が戦いたい大舞台。その PGA ツアーのいまを引っ張ってる選手である、シェフラーやトーマスと一緒に回れるっていうのはやっぱりワクワクしましたし、楽しかったし、あっという間でした。(2番ティーショットから一緒だったの?) 1番グリーンからです。先に彼らがいて、自分が後ろから追いついちゃったんです。そこで、『一緒にやろう』って言ってくれて! こんな気さくな感じで一緒にやろうって言ってくれるなんてって思いましたね。そういうところにもすごい惹かれるというか。いい選手たちだと思いました」
と楽しそうに話してくれた。
練習ラウンドにもギャラリーが入るので、いま目の前にいる選手が誰なのかわかるように、キャリングボードが付く。この日でいえば、もちろん「シェフラー」「トーマス」「河本」の名前のボードができるわけだ。この3サムの最終日最終組は全米オープンでは見られない(※)が、近い将来、PGAツアーの最終日最終組でこの組み合わせが見られることを期待したい。
※全米オープンは例年、最終日を含む決勝ラウンドは全組が2サムのため

キャリングボードのボランティアスタッフと一緒に(撮影/Blue Sky Photos)