「樋口久子 三菱電機レディス2024」2日目、小祝さくらがノーボギー、7バーディの「65」で回り、優勝争いに名乗りを上げた。
画像: 「パターは気分転換に替えることもアリだと思います」。感性を生かす選択だ

「パターは気分転換に替えることもアリだと思います」。感性を生かす選択だ

「パターがすごくよかったなというのが一番です」

最後の2ホールでも、4mくらいの微妙なライン&距離のバーディパットを沈め、満足げな小祝。先週のマスターズGCレディースからパターをテーラーメイドのスパイダーに替えた。ずっとショートパットが入らず、練習グリーンで試してみてみたら感覚がよかったので使い始めたという。

画像: ショットの調子はまだ戻っていないが、自分で考えながら徐々に修正している

ショットの調子はまだ戻っていないが、自分で考えながら徐々に修正している

「真っすぐラインを出すことができて、狙ったところに打ち出せるのが替えたきっかけです」

ショットのほうは、先週の決勝ラウンドから「バラバラ」で、優勝戦線から脱落した。

「ショットは、何とか……という感じです。納得いくショットは打てていないので、いろいろと修正しながらだったり、今調整中です」

今夏、初めて全英女子オープンに参戦。帰国後、イマイチ調子が上がらなかった。ほぼ試合を休まず、「疲れています」とめったに口に出さない“鉄人”小祝でも、連戦の疲労はあるだろうし、ゴルフの調子を維持することは難しい。そんななかでも、自分で考えながら修正していけるのが今の小祝さくらの強みだ。

画像: 仲良しの竹田麗央らとジャイアンツ vs ベイスターズのアツい最終戦を観戦!(本人提供)

仲良しの竹田麗央らとジャイアンツ vs ベイスターズのアツい最終戦を観戦!(本人提供)

「今日は3カ月ぶりくらいに、さくらプロらしいゴルフをしていました」と嬉しそうなキャディの小畑貴宏氏。小畑氏は大の“ジャイアンツ党”。プロ野球プレーオフシリーズの2次ラウンド、読売ジャイアンツ vs 横浜DeNAベイスターズの最終戦を小祝らと一緒に観戦するも、1点差で日本シリーズ進出ならず。「ジャイアンツが負けて腹が立ちました。日本シリーズ、どうでもいいですね(笑)。ドジャース戦のほうが気になります」と小畑氏が言えば、地元北海道の日本ハムファイターズ“推し”の小祝も「(日本シリーズは)好きなチームがいないので……逆に大谷選手だったり、ニューヨークヤンキース戦のほうが楽しみです」と、ナイスコンビぶり。

大好きな野球の盛り上がりに負けないように、小祝さくらは最終日の逆転優勝を目指す。

PHOTO/Tadashi Anezaki

小祝さくらの連載を読む

小祝さくらや竹田麗央に関する記事を読む

This article is a sponsored article by
''.