デュバルの快進撃を支えた タイト「DCI962」【親父のおさがり鑑定団】
「親父のおさがり鑑定団」では、過去モデルではあるものの、未来に継承したいそのクラブにまつわるエピソードをご紹介します。
タイトリスト「DCI962」
この操作性にプロが納得
キャビティながら高い操作性を持ち、プロや上級者の技術に応える。とはいえ、低重心であり、アマチュアが打てないということではない。
米国が「フォージド」を捨てた時代
ツアーで実績を積んだモデルだけを商品化し、市場に投入する。これがタイトリストのポリシーだ。鍛造アイアンにこだわり続け、手応えのあるモデルを作り続けてきた。しかし、90年代前半に入るとクラブの製造技術が進化し、鍛造絶対主義が米国で崩れ始める。それまで主流でなか...