倉本が語る「昔のウェッジは自分で削ったよ」【“ボーケイ”がなかった時代】
今でこそ「ボーケイ」を筆頭に、様々なソールのデザインのウェッジが市販されていますが、かつてはプロ自身がソールを削って、“自分仕様”にウェッジを仕上げていました。巧みなアプローチを武器に、80年代から日本ツアーで活躍した“マッシ―”こと倉本昌弘プロもその一人。当時は、ウィルソン「スタッフ J.P.カスタム」を使っていました。
当時のウェッジについて、倉本プロ本人に語ってもらいました。
当時、ソールを削る技術も求められていた
ボクは、ソールのトウとヒールを自分で削ったんです。特にヒール側はフェースを開いたときに邪魔になるところで、バウンスが当たって跳ね返っちゃう。だから落としました。それから...