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早速、試打を開始!

試打をする癸生川プロ(右)と弾道と性能を分析する小島プロ(左)
まず癸生川プロの通常のスウィング、ヘッドスピードを落とさずに打ってみる。
1打目
<トラックマン4のデータ>
弾道はストレート
クラブスピード(ヘッドスピード)●46.8m/s
ボールスピード●69.2m/s
打ち出し角●12.8度
スピン量●3208rpm
キャリー●246.5ヤード
トータル飛距離●263.3ヤード
<GCクワッド>
Hインパクト(左右打点)●13ミリトウ
Vインパクト(上下打点)●上下0ミリ

上がトラックマン4、下がGCクワッドのデータ
1打目はイイ感じのほぼストレートの弾道で、癸生川プロは「イイ感じ。LSってロースピンの略だから、球が上がらないんじゃないかというイメージがあるけれど、この『Qi10 LS』は、しっかり球は上がるし、振れるし、難しさはそんなに感じない」と、最初から好感触だ。
しかし、ここで小島プロから重大な一言が。
小島 データ分析担当としては言わなきゃいけないんですけど。今のスピン量は3208rpmでした
癸生川 ウワァ~オ!
LS(ロースピン)モデルのクラブの試打としては想定外の数値が出て、思わずのけ反る癸生川プロ。
癸生川 クラブが上から入っているってこと?
小島 いえいえ。アタックアングルは0.4度のアッパーです。実はインパクト時のロフトは19.5度で、これでスピンが増えたわけですが、さて要因は何でしょう?
癸生川 シャフトしか思いつかないけど……
小島 その通り。癸生川プロのクラブスピードに対してシャフトが軟らかくて、インパクトでのシャフトのしなり戻りの量が多くてロフトがつき過ぎて、スピンが多くなったということなんですね。打点は13ミリ先ではあるんですけど、高低はゼロの真ん中で当たっているので、打点の影響ではなく、シャフトの軟らかさで増えたんだと思います。
癸生川 いまの球は自分ではけっこう上手く振れて、イイ感じだと思ったんだけどね。
小島 弾道は良かったですよ。だからあの1発目を見た印象としては、LSモデルでも軟らかいシャフトでスピンが増えてくれるのであれば、ハードヒッター以外の人でも使える可能性があるのかなと思います。
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Qi10 LS/テーラーメイド2024年新作ドライバーをガチ試打【トラックマン4&GCクワッド使用】
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