2023年も数多くの記事をゴルファーに向けて発信してきたが、そのなかでも編集長が選んだ至極の10本をお届けする。寒さが厳しい年末年始のこの時期はクラブでスコアアップを目指してみてはいかがでしょうか?

スコアを求めるなら1Wで重視するのは「飛距離」より「安定性」

【ぴったりドライバーの選び方】"ちょい古"モデルが意外にいい!? 安定感が得やすく、コスパにも優れてる!
「ちょい古ドライバー(約5年前のモデル)が飛ぶ気がする」という編集者の問いに対し、小倉勇人フィッターは「ミスしたときに適度なスピンが入ってくれるため、飛距離ロスはあれど、安定してボールが上がってくれるモデルが多い」からと説明する。

HS40m/sのベテランゴルファーに本当に合うドライバーのスペックは?
「飛距離が出るドライバーと曲がらないドライバーのどちらを選ぶべき?」という編集者の質問に、「いいゴルフがしたい、少ないスコアで回りたいのであれば曲がらないことが優先。曲がらないからこそ飛距離が出ると考えるべき」と答える宮城裕治氏。

FW&UTは番手間の距離と同じくらい“弾道の高低”が大事

HS40m/sのアベレージゴルファーのクラブセッティング。FWとUTのベストな組み合わせをフィッターと考えた
9Wと19度アイアン型UT、4Iの飛距離が変わらない小倉勇人フィッターは「ある程度自信を持って狙える距離のエリアを、"弾道別のクラブ"を組み合わせることによって、狙う精度を高めようという考え方がいい」といいます。

HS40m/sのアベレージゴルファーの14本セッティングを考察。ウッドを入れるなら1、3、5W? それとも 1、4 、7W?
「HS40m/sでスコアが80から100くらいのアベレージゴルファーなら、盆と正月くらいしかちゃんと当たらない3Wは要らないでしょう」と宮城裕治氏。では、どの組み合わせがベストなのか!?

ラフでも多用するアイアン。狙ったところで止まることが一番の目的

【ロフトから考えるアイアン選び】7番で30度以下の飛び系モデル。ほんとうにアベレージゴルファーの味方なの?
「ロフトのストロング化と低重心化によって余計なスピンが入りづらいため、曲がりが少なくなる」ので、やさしいと感じるゴルファーはいると小倉勇人フィッター。「しかし……」と続ける理由は?

HS40m/s・アベレージゴルファーのアイアン選び。大きなヘッドと小さなヘッド、どっちがいい?
宮城裕治氏は「ぼくたちがアイアンを設計する際には縦の慣性モーメントしか考えていません。アイアンではドライバーと違って横慣性モーメントを大きくしてもあまり意味がない」という。どういうことなのか?

グリーン周りで「58度」はハイスペックなウェッジ!!

アベレージゴルファーのウェッジ選び。やさしく寄せられるロフトは何度?
「フェース面の使えるエリアが広くなるので、ロフトが立っているウェッジほどやさしいのは確か」という宮城裕治氏。オススメは「PWは48度が理想で、その下に52度と56度。本数に余裕があれば……」と語る。

スピンを利かせてボールを止めたい! アマチュアはどんなウェッジを選んだらいい?
「そもそも溝の深さや幅、角の丸みなんかはルールで厳格にきめられています。それにいまはどのメーカーもプレスではなく機械加工で溝を彫っているのでアマチュアが体感できるほどの差は出ない。それでもフェースの機能でスピンをかけるならメッキされていないウェッジを使って」と宮城裕治氏。

パターはコースによって変えるべき!?

重いパターと軽いパター、アマチュアにおすすめなのはどっち? パターの"重さ問題"を考察
宮城裕治氏は「大前提として重いパターは飛ぶ、軽いパターは飛ばないと覚えて下さい。どちらがいいかと聞かれたら、まず軽いパターでヒットすることを覚えるべきだと答えます」という。その理由とは?

もう少しでベストスコア更新できそうなゴルファーの皆さん! 自分に合っているパターかどうか、改めて見直してみませんか?
「個人的におすすめなのが、パターを複数用意しておくこと。パッティングは、グリーンの状況で転がる量や、ボールの曲がり方が大きく変わります。環境が変わる中で1本のパターで対応するのは、とても難しいです」と小倉勇人フィッター。そして複数本持つメリットは他にもいるという。

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